映画 「パヴァロッティ 太陽のテノール」を観る | Wunderbar ! なまいにち

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まだまだひよっこですがクラシック大好きです。知識は浅いがいいたか放題・・・!?

今日は先日観に行った映画の話ですカチンコ

 

     

「パヴァロッティ 太陽のテノール」 ( 原題 「Pavarotti」 ) (2019年 イギリス・アメリカ 115分)

 

          

 

9月6日のパヴァロッティの命日に彼のことを記事に書きました下差し

 

 

この記事でもこの映画のことを紹介したのですが、ブロ友さまや他ブロガーさん方の映画レビューなども拝読して、やっぱり観たい!と思い、やっと実際に観ることができましたラブラブ

 

彼の大体の生涯については上の記事に書いていますので省きます。

 

この映画の冒頭は、彼が1995年に訪れたブラジルで、彼の憧れのテノール歌手、エンリコ・カルーソーが100年前に歌ったオペラハウス「テアトロ・アマゾナス」でプライベートで歌う姿をホームビデオで写した映像から始まります。

カルーソーといえば、以前彼のことも記事に書きました。下差し

 

 

なので、あぁ、カルーソーが歌った劇場で100年後にパヴァロッティが歌ってるなんてすごいな~!とそれだけでも感激しました。

 

この映画にはパヴァロッティのプライベートビデオの映像や、初公開の彼の3人の娘たちの映像(映像も初めてだし、インタビュー自体も初めてみたいです)(ただし再婚後にできた娘のアリスさん(たぶん今17、18歳くらい)は登場せず)、前妻や2番目の妻へのインタビューなど貴重な映像、話が盛沢山でとても面白かったです。

 

また、彼のふたりの敏腕マネージャー、ハーバード・ブレスリン(1967-2003にマネージャー)とてり・ロブソン(2003-2007にマネージャー)も登場しますが、いかにもやり手をいう感じ。彼らのおかげでパヴァロッティはリサイタルや大規模コンサートなどを通して、世界的に有名になったんでしょうけど、な~んとなくいかにもショービジネスマンという印象でした・・・

 

また、当然出てくると思っていた同郷の幼なじみのミレッラ・フレーニとの話題や、トリノオリンピックでの最後のステージの話などはありませんでした。あるいはシカゴ・リリック・オペラでキャンセルが多かったために終身出入り禁止になった話、後年は声質が重くなってきて往年の声ではなくなったことなど、彼の「苦難」の部分は描かれていませんでした。

(描かれていたのは元愛人や、不倫からの再婚のスキャンダルくらいかな)

 

一昨年観に行ったマリア・カラスの映画「私は、マリア・カラス」では、彼女の周囲の人物のインタビューが一切なかった代わりに、彼女が受けたバッシング、苦難などひっくるめてすべて描いていたように思います。

 

個人的には、パヴァロッティのいい面ばかりではなく、そういう困難の部分、それをどうやって彼は克服していったのか、その時彼はどのように思い、考えていたのか、というところももっと掘り下げてほしかった気もしました。

 

太陽のように周囲を明るくする人物だったパヴァロッティですが、人知れず陰で悔しがったり泣いたり、苦しんだこともいっぱいあったのではないでしょうか。顔で笑って心で泣いて・・・

そんなことを思いながら観ていたので、彼が歌うレオンカヴァッロの「道化師」の「衣装をつけろ」、これを観たときが一番泣けました。

 

 

とにもかくにも彼の伸びやかで力ある明るい歌声は本当に素晴らしかったですラブ

3大テノールのステージでも、ドミンゴもカレーラスももちろん素晴らしい歌声なのですが、パヴァロッティが歌い出すと彼に目が釘付けになってしまいました(ちなみにパヴァロッティが一番年上)。 まさに”太陽のテノール”でした音譜

 

そして・・・生のオペラが観たくなりました!! あ~私が生オペラ観れるのはいつの日になることか・・・ぶー