カナダのオンタリオ州在住者が遭遇した出来事や文化の違いを綴っています。

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ブログ記事は実際の出来事をもとに誇張や脚色を加えたフィクションです。とっぷり、ガッツリ、実在の企業名が出ている事もありますが、あくまで実在する人物や団体とは関係ありません。


 

微妙に続きものとなっております:

 

 

出産や結婚の予定を訊くのは、日本でも法に抵触しています。 

大抵、この質問、女性のみが受けますよね?なので男女雇用機会均等法に反するのです。 

でも実際には、野放しのように思います。

 

就職後、すぐに産休にはいられたら困るという気持ちはわかりますが、結婚の予定や出産の予定を訊いていいと思っている企業が多いのは恐いです。 実際にまかり通っていますし。 

性別的に差が出ないニュートラルな訊き方「長く勤めて頂きたいと思ってすし、出張などもありますが、その点は大丈夫でしょうか?」とかで済む話ではないかと。 

たとえ、面接時に既に結婚の予定があっても就職に不利なら「結婚予定です!」とか言わないでしょうし。 

まして妊娠予定とか、そんなのわかるかーいッ! 

訊いても絶対的な答えはないのですから、性別に差がなく、相手を不快にさせない訊き方をしてもらいたいですが。 

 

ちなみにカナダでは、企業が面接時に、結婚の予定や出産の予定を訊くと、本人の能力以外のところで査定する可能性、つまり差別を助長する行為と認識されます。 訴訟コースにもなりかねません。 

セクハラで訴えられた在北米の日本企業の日本人社員も多いですが、おそらく、根底からの認識が甘いのだと思います。 

そして日本企業がセクハラをしがちなのは、北米では周知の事実なので、訴訟の標的にされているのかな、と。 

 

恐いなあ、と思うのが、日本ではこの手の質問を『訊いて当然』だと思っている人が、おそらく多数派なのではないか?と。 

「妊娠されたら困るから、訊いて当然」という人も多いのではないかと。 

そうすると妊娠する確率のある人を弾き出す社会ということになる訳で。 

社会の構造として、それが出来上がってしまっているのは、ものすごく危険な気がします。 

 

少子化対策とか言ってますが、労働環境と雇用(収入)の確保が見えてないと、妊娠すらできない状況な訳で。 

 

カナダにもいろいろ問題はあるのですが、さっくり離職でき、さっくり産休をとれる環境はいいなあ、と思います。 

一方で、サックリ首を切られるし、入社時にトレーニングとかはほぼゼロなので、スキルをアップデートし切磋琢磨しないと生き残れないという厳しさもあります。 

「全部、アウトソーシングにするワ!」といきなり部署まるごとなくなったり。 

なので、雇用の安定という意味では、カナダと日本のどっちが安定しているのかは謎ですが。 

 

結婚や出産をする人が後ろめたく思えてしまう環境を作り出す社会というのは、人間の基本的生活を保障していないと思うのです。 でも日本ではそれがまかり通っているのは恐いです。 

しかし、その怖さを怖さとして認識されていないのがこれまた恐ろしい。 

 

女性のみならず、男性も結婚していないから半人前とか、結婚していないと出世に関わるとかありますよね。 

ソレ、本人の仕事の能力に関係ない! 

時代錯誤も甚だしいのですが、まかり通っている訳で。 

 

プライベートに踏み込んでくる『面倒臭い存在』が、企業である場合、逃げ場がない訳で。 

この手の無遠慮さが浸透しすぎて、当たり前のように思われているところが恐いです。 

 

どうするんだ、日本?と思ってしまいます。 

 

続きます。

 

 

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