バザラスからのアジアン紀行 -10ページ目

イランから日本へ 東京国立博物館 その2

去る2月28日、

 

上野の東京国立博物館に

行って来た。

 

「イランの細密画―『シャー・ナーメ』

の世界―」展が目的だったが、

他の展示品も観賞して来た。

 

伯耆の安綱。

 

俺は、中里 介山の『大菩薩峠』

を読んで、この銘刀の事を知った。

 

伯耆の安綱が出てくる場面は、

 

残忍で陰惨な情景がこれでも

かと表現されていた。

 

人間の極限的業が展開される

凄まじい小説だった。

 

作者である中里 介山は、

『大菩薩峠』を、大乗仏教の

世界を描いた小説と表明

されている。

 

日本最長の長編小説で、

 

多彩な登場人物と、広範囲な

ジャンルに亘って、奥深く

描かれている名作だが、

 

最後まで読まれた読者は

ごく僅かだ。

 

明治になって、切り捨てられた

歴史を持つ仏教だが、

 

仏教が追求して来た人間に対する

核心的哲理が現代では見直され

つつある。

 

つづく。

イランから日本へ 東京国立博物館 その1

去る2月28日、

 

「イランの細密画―『シャー・ナーメ』

の世界―」展が上野の東京国立博

物館で開催されていたので来館した。 

 

目的の展示物を観終わって、

別室に移動。

 

季節柄、江戸時代の雛の節句に

因んだ人形などが展示してあった。

 

素朴な人形たち。

 

紫宸殿(雛用御殿) (江戸1850年頃)。

 

すごく精巧なミニチュアです。

 

別室に移動です。

 

若い頃に憧れていた

伊能忠敬。

 

今から200年も前に日本中を歩き回って

日本地図を作製した。

 

歩測(第1次のみ)や間縄・鉄鎖で距離を、

彎窠羅針(方位盤)で方位を測り、

 

梵天(竹竿)を目印にして、夜間は

天体観測(象限儀)で緯度の誤差を

修正する超精密な実測を行ったそう

だ。

 

つづく。

 

イランの細密画―『シャー・ナーメ』の世界― その2

上野にある東京国立博物館で、

1月27日 ~ 3月1日まで、

「イランの細密画―『シャー・ナーメ』

の世界―」展が開催されていた。

 

白鬼を退治する英雄ロスタム(部分)
イラン サファヴィー朝時代・16世紀末~

17世紀前半 個人蔵


俺が鑑賞に来たのは、

 

最終日一日前の2月28日。

 

奇しくも、イスラエルとアメリカが

イランに騙し撃ち敵空爆を開始

した日。

 

その暴虐非道ぶりは、人類史を

踏みにじる暴挙に等しいと昨日の

記事で述べた。

 

日本がイスラエルとアメリカの

イランに対する独善的軍事侵略

に口を噤むなら、全人類に対する

暴慢さを支持するのと同じだ。

 

以下、昨日の博物館HPにある

紹介文のつづき。

 

「今回の特集では、『シャー・ナーメ』の作者

 であるフェルドウスィーをはじめ、

 

物語の核となる伝説的王朝のピーシュダ

ーディー朝およびカヤーニー朝、

 

怪力や神秘性を備えた伝説的な英雄

ロスタムを輩出したロスタム家、勇気・

忠誠・知恵・戦略を備えた英雄を輩出

したグーダルズ家、

 

そしてイラン世界の宿敵として物語

に登場するトゥーラーン王家、さらに

歴史上の英雄であるイスカンダル(アレ

クサンドロス大王)など、多彩な登場人

物と王朝を通して、イランの細密画の

魅力に迫ります。」

 

一日も早く、イランに平和が訪れる

事を願っております。

 

イランの細密画―『シャー・ナーメ』の世界― その1

1月27日(火) ~ 2026年3月1日(日)

まで、

 

上野にある東京国立博物館で、

「イランの細密画―『シャー・ナーメ』

の世界ー」

が開催されていた。

 

俺が行ったのは、最終日の一日前

2月28日。

 

JR鶯谷駅で下車して、

歩いて博物館へ。

 

奇しくもこの日、イスラエルと

アメリカが、騙し撃ち的に

イランを空爆した。

 

俺は、熱狂的なイランファンだから

言う訳では無いが、イランへの空爆

は、

 

国際法違反、国連憲章違反、

アメリカ憲法違反の次元を

超えて、

 

主権国家の最高指導者とその

政権幹部、そして多数の子供達

と民間人殺戮と言う非道残虐性を

超えて、

 

人類史そのものをを破壊するという

側面を持って、人類全体に対する

暴虐だと断言する。

 

イランは、文明国であり、文化大国でも

ある。

 

たかだか250年の歴史しか

持たないアメリカ合衆国や

建国80年足らずのイスラエル。

 

たいした歴史も無い新興の

強盗国家が、武力だけに

長けて侵略しているのが

今の戦争だ。

 

「平成館及び前庭の一帯は、明治15年

 (1882)に博物館が上野に移転してから、

 展示棟に付属する事務棟の建物が多く

 建てられました。

 

この付近には帝室博物館を統括する総長

の居室があり、森林太郎(鴎外)は大正6年

(1917)から大正11年に死去するまで、総長

としてここで執務しました」

 

『シャー・ナーメ(王書)』は、

子供から大人まで、全ての

イラン人が精通している

イランの民族叙事詩です。

 

以下、博物館のHPより。

 

「『シャー・ナーメ(王書)』は、イランの詩人

フェルドウスィーが977年頃から1010年頃の

間に記した叙事詩です。

 

その内容は、伝説上のイラン最初の王

カユーマルスからサーサーン朝の滅亡

までの神話・伝説・歴史を集大成したも

のです。
 

『シャー・ナーメ』の写本には、その豊かな

物語の世界を彩るために、きわめて緻密

かつ繊細な細密画が挿図として描かれ

ました。

 

これらの細密画はイラン美術の最高峰

のひとつとして評価されています。」

 

つづく。


 

練馬今昔物語

俺が住んでいるのは、

練馬区。

 

20代半ばから30歳までの

間も住んでいた。

 

その後25年間は武蔵野市

吉祥寺の住人になったが、

 

12年前に、再び練馬区民と

なった。

 

結構縁の強い練馬区。

 

俺が生まれた頃の

運動会。

 

絵になる女の子。

 

日本人が一丸となって

明るい未来を胸に抱いて

いた時代。

 

最寄り駅の石神井公園駅も、

 

今では、こんな感じ。

 

反対側。

 

こちら側は、ロータリーが小さい

ので、全容は携帯カメラに収まり

ません。

 

町は綺麗な建物で、綺麗に

整備されているが、昔の写真に

感じる人間味は、殆ど感じられ

ない。