皆さま、こんにちは!
今日はナゾな跨線橋を備える
羽越本線・羽前大山(うぜんおおやま)駅の訪問記です。
駅舎の後ろに見えるのがその跨線橋ですが、
なにがナゾなのかは後ほど触れることにしまして…
羽前大山駅は羽越線(当時は旧・陸羽西線)が延伸した大正8年に開業、
わずか3年ですが終着駅だった歴史を持つ駅でした。
庄内平野の超有名な観光地といえば「湯野浜温泉」ですが、
庄内の玄関口である鶴岡駅よりも
実は羽前大山駅の方が近かったりします(直線距離で約4キロ)。
自分が羽前大山駅に立ち寄ったのも、
GoToトラベルクーポン利用で宿泊した湯野浜温泉が目当てでした。
今ある駅舎は国鉄時代に使われていた木造駅舎に代わり、
平成23年に建て替えされたモノとのこと。
雪除室を備えた雪国仕様の駅舎でしたよ。
庄内と言えば国内屈指の米どころ、
数多くの酒蔵があることでも有名ですよね。
「きらきらうえつ」の車内で呑んだお酒(安酒でしたが)の美味さは
忘れませんぜ☆
そんな地域にある羽前大山駅ですので、
新駅舎は酒蔵をイメージしたモノだそうです。
駅舎内に杉玉(新酒が完成したことを知らせる造形物)が
現在は無人駅の羽前大山駅ですけど、
駅舎が改築された当時は簡易委託駅(有人駅)だったらしい。
出札窓口が、シャッターが閉ざされた状態で残ってました。
駅舎の出入口同様、駅舎と跨線橋の間にも雪除室が設けられてます。
跨線橋を渡ってホームにイン。
羽前大山駅は複線上に設けられた島式ホーム2面2線構造の駅でしたよ。
本線の隣りに一本の側線が見えますが、
こちらは数多くの優等列車が往来していた
国鉄時代に使われていた通過線。
上り線側の通過線は撤去されてしまいましたが、
複線用の架線柱に当時の面影が残ってました。
特急「あけぼの」「日本海」「出羽」に
急行「天の川」「しらゆき」「月山」…あ~懐かしい!
さてさて、冒頭に書いた「ナゾな跨線橋」のことです。
先にも書きました通り、駅舎とホームは跨線橋で結ばれてました。
画像から、この跨線橋が只者でないことに気づきましたかね?
注目は跨線橋を支える支柱です。
4本の支柱とそこに張られたトラス棒…
国鉄の前身である鉄道院が
明治末期に工作した跨線橋でよく見かける仕様なのですよ。
こちらは「明治44年 鉄道院」の刻印が残る、
日光線・鶴田駅の跨線橋です。
如何でしょう?跨線橋の造りがほぼ同一なことがわかりますよね?
ちなみに鶴田駅の跨線橋は
平成20年に通産省の「近代化産業遺産」に認定された物件。
だとすると、羽前大山駅の跨線橋も貴重な代物ではないでしょうか?
ひとつ気になるのは、鶴田駅の跨線橋にある刻印が
刻印が無いというか、意図的に消されたようにも見えるのですが…
階段部を支える支柱の形状も鶴田駅と一緒、
羽前大山駅の跨線橋は明治時代に建造されたモノで間違いないでしょう。
そうなると生じる、もうひとつの疑問…
羽前大山駅のが開業したのは大正8年のことです。
それよりも古い跨線橋ということは、
他の駅から移設されたモノってことですよね?
この跨線橋、戦後間もない頃に撮られた写真に写り込んでましたが、
いつ、どこからここに転じてきたのでしょう?
ご存知の方がいらっしゃいましたら、ぜひぜひお知らせくださいませ。
羽前大山駅の旧駅舎とホームの写真が掲載されてます。
国鉄時代はホームに待合室があったみたいですね。
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