皆さま、こんにちは!
駅の情報を収集するためにツイッターをよくロムるのですが、
先日、驚きの情報を見つけました。
加古川線・本黒田(ほんくろだ)駅の
駅舎の建て替えが進められてる真っ只中らしく。
近日中に木造駅舎は取り払われ、開放式の待合所に代わるみたいですね。
ちなみに、今ある駅舎は
加古川線の前身である播州鉄道が建てた由緒ある建物。
本黒田駅が開業した大正13年から使われているモノだそうです。
それを示す建物財産票が貼られてましたよ。
元からこんな小さかったわけではなく
JRに移行した後に事務スペースを撤去、
待合室だけの駅舎に変わっちゃったんですって。
芸備線・矢神駅をはじめ、
JR西日本エリアではよく見かけるリノベーションですが、
こんな姿でも駅舎が残っていただけありがたいっす。
こちらはホームから見た撤去された側の駅舎の断面。
元からあった瓦屋根をしっかりと生かしてる辺りに
JR西日本の「匠」の本気さを感じましたよ。
駅舎が撤去された後はホームまでの進入通路が平坦化される模様。
本黒田駅はバリアフリー対策として
構内南側にスロープが設けられているのですが、
こちらの処遇も気になりますね。
自分が本黒田駅を訪れたのは平成30年5月のことです。
古い木造駅舎を見たのはこの日が最後になってしまいましたが、
写真だけは山ほど撮ってきましたのでUPします。
まずは駅舎内の様子からですよ。
有人駅時代の出札窓口は潰されてましたが、
室内のレイアウトは改築以前のままでした。
この角に昔は出札窓口があったのでしょうね。
ベンチはおそらくは開業当時から使われてるモノではないかと。
この駅舎が建てられたのは大正13年(1924年)ですから…
このベンチは96年も使われ続けたってことかな?
駅を訪れるたびにスゴイなぁ…と思うことは、
こんな骨董品のような代物が当たり前のように使われていることです。
昭和のホーロー看板や映画のポスター並みに
価値があるモノだと思いますよ。
続いてはホームにイン。
本黒田駅は単式ホームがあるだけの棒線構造の駅でした。
Wikipediaによると、かつては列車の行き違いが可能な
相対式ホーム2面2線構造だったらしい。
確かに、道床とホームの跡っぽいモノが構内の外れにあるのですが…
2本の線路を敷くには用地があまりにも狭く感じたので、
昔の本黒田駅の様子を知りたく、古い航空写真を漁ってみました。
下は国土地理院のサイトから転載した昭和52年撮影の航空写真です。
本黒田駅は昭和39年に貨物の取り扱いが廃止されたために
この頃は既に棒線化されてましたが、
廃止されたホームに対して駅舎側の現役のホームは
短く、幅が広いように見えまません?
あくまでも個人的な推測ですが、棒線化に際して線路を直線化、
それに合わせて駅舎側のホームを拡幅したのではないでしょうか?
嵩上げされたホームと、その下にあるホームの幅が違うことが
気になってたのですが、この説だと辻褄が合います。
それにしても播州鉄道時代から残る駅舎といい、
改造しました感たっぷりなホームといい、
本黒田駅は駅マニアに優しい駅ですね。
最後はこの看板で〆ます。
本黒田駅がある黒田庄町は戦国時代の武将、
大河ドラマの主役にもなった黒田官兵衛の生誕地だそうです。
黒田官兵衛にあやかって地前まで「黒田庄」にしちゃって。
平成時代に突入した当時に各地にできた「平成町」並みにミーハーだな…
と思いましたら逆!
黒田官兵衛の元の姓は「小寺」で
生まれの地名にちなんで後に「黒田」姓にしたんですって(諸説あり)。
なるほど!
加古川線では昨年末に比延駅の駅舎が改築され、
やはり播州鉄道時代に造られた駅舎が姿を消しましたが、
駅舎改築の波は今後も続くのでしょうかね?
地元の皆さまには申しわけありませんが、
黒田官兵衛のことよりもこちらの動向が気になってましたわ。
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