昨年10月から始まったNHK-G、朝の連続テレビ小説『ばけばけ』が、明治の中頃、彼のアメリカから日本に渡って来て住み着き、この東洋の島国を欧米に向けて一生懸命発信(=紹介)してくれた
『ラフカディオ・ハーン(=後に日本に帰化し「小泉八雲」と改名)・・・』
と、その妻の『セツ(=節子)』を主人公にしたドラマで有ることは、今更、このジジイが申し垂れる話でも無いが、この『八雲先生』が、来日して最初に著した随筆に
『知られぬ日本の面影・・・』(1894[明治26]年刊・上下二巻:来日は1891年)
と云う作品が在る・・・!
正直云って、この有名な日本愛に溢れた名著述家の作品の中で、ジジイが読んだのはこの一作だけで有り、それも旧字体のややこしさに感(かま)けて、ほとんど飛ばし読みしたに過ぎないから偉そうなことを云えるほどこの人物も著作も齧っても居ないのだが、この一作の中のハーンの
『来日初期の日本観・・・』
の中に、
≪ 日本は、永く深く高い文化を創り上げて来た美しい(=素晴らしい)国だが、中でも最高の芸術(品)は、日本の女性で有る・・・!≫
と云う条(くだ)りが在ったのだけは、今でも不思議と憶えて居る・・・!
(画像は、guidoor.jpより拝借)
元がジャーナリスト(=新聞記者)で有り、ニューオリンズで開かれた万国博覧会(1884[明治16]年)での日本の出展物に、
『この繊細さは人間技とは想えない・・・、きっとこの国(=Japan)は妖精が住む国なのでは無いだろうか・・・?!』
と感動し、一気にJapanへの好奇心を燃え上がらせるのだが、そんな中、世界一周を果たして来た同業の女史(=エリザベス・ビズランド)からも、
≪ 日本は清潔で美しく人々も文明社会に汚染されていない夢のような国であった・・・!≫
と聴かされたハーン氏は迷わず渡日を決意し、その年(1890[明治22]年)の8月には横浜に上陸して居るのだから、その『魘(うな)され方』が如何に半端で無かったかは判るが、この初作にも、その熱の入れ方が半端で無かったことは具(つぶさ)に著されて居て、明治中期の日本の世情や庶民生活(=文化)を識る上ではなかなか興味をソソラれたことは確かだったし、あの著作の中に、後の『八雲先生(=1896[明治29]年帰化)』の
『バケバケ(=妖怪、怪談話)熱・・・』
の兆候が明らかに現れて居たことも確かだったが、ジジイから視れば、この『バケバケ熱』が如何にも鼻に突いて、この名著を飛ば読みした一因だったような気もする・・・?!
と・・・、そんなジジイの感懐などどうでも善いのだが、最近訪問させて頂いて居る『隠居爺の世迷言さん』の『ベネズエラと日本』と云う投稿に、
『ベネズエラは美人の国だそうだ・・・!』
と云う記述が有ったので、下世話ジジイは迷わず喰い付き、一言コメントを入れさせて頂いたら、早速返信コメント返して頂き、こう云う『ジョーク(=名言)』を教えて頂いた・・・!
≪ 天国とは、日本人の妻を持ち、アメリカ人の給料をもらい、 中国人のコックを雇い、イギリス人の邸宅に住むこと(で有り)、地獄とは、アメリカ人の妻を持ち、中国人の給料をもらい、イギリス人のコックを雇い、日本人の家に住むこと・・・!≫
だとの慧眼が、どこかでは流布して居るらしい・・・!
『そう云えば・・・、どこかで聴いた憶えも有るような・・・?!≫
とも憶えるし
『云い得て妙・・・!』
とも想うが、この『伝』で云うなら、『日本人の妻を持ち、日本の家に住む我々日本男』児・・・!』は
『如何な立場と考えれば佳いのだろうか・・・?!』
と云えるし、それ以前に、このジョークが詠まれた時代は、八雲先生の観察眼から云えば、確かに
『日本の最高芸術品・・・』
を娶れて居たのだから『天国』を手に入れて居たことに為るが、そこから丁度130年を経た今、我が日本の戦後文化が育んだ『日本女性』が、今も、このジョークが通用するような存在で有ろうか・・・?!
(画像は、NHKより拝借)
そう考えると・・・、八雲先生は佳い時代に日本に来られ、
『健気な天国女性・・・』
を娶られたと、羨ましく為るわなあ・・・(笑)
もだが・・・、
『日本の家に住むこと・・・!』
から逃れられない日本人は、男も女性も、
『地獄に住んで(=生きて)居る・・・!』
ってことは、何とも哀れで複雑を禁じ得ないような・・・(笑)
一応・・・、
『天国女性・・・!』
との世評に入る日本人女性初の『高市総理さん』よ・・・、日本国民を天国に導けますかな・・・?!
などと・・・、最後は愚にも付かぬ皮肉に陥った駄文にお付き合い頂いて居りましたら、ありがとうございました・・・(謝&拝)

