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耳鼻科医として、ときどき小児科医として

以前にアメブロで書いていましたが、一時移籍し、再度ここに復活しました。専門の耳鼻咽喉科医としての記事を中心に、ときにサブスペシャリティな小児科診療のこともときに書いていきます。

 

 

高校無償化がはじまって、生徒が私立に流れるようになっている。県内屈指の進学校すらそうなんだというのが驚き。

 

ただ、日本全国で同じことが起こっているのではないだろうか。これまではお金がないから公立高校へというのが普通だった。今はお金のあるなしにかかわらず、私立も公立もいける。つまり、お金がない家も私立高校に流れていくのだ。

 

公立高校としては、魅力的な学校であることを、私立以上にアピールしないとやっていけない。安穏とはしていられないのだ。

 

昔、日比谷高校が一気にダウンした。数十年を経て、改革にのりだし、今や復活してきた。少子化の今、公立高校でもがんばらないと子供が逃げていってしまう。

 

 

猟奇事件が起こると、SNSででてくるのが、外国籍だという報道。名前が日本人っぽくはなければたしかにそうかもしれないが、どうみても日本人名でも、外国籍だというのは多い。たいていは、中国か韓国。顔つきが日本人と同じだからだろう。

 

すばらしい人は日本人だけど、駄目な人は純粋な日本人ではない。まずそれが根底にあって流すのだろう。どんな事件かなどは関係なく、単純に外国籍の人はとんでもないと言いたいだけ。

 

外国籍だから事件を起こすわけでもない。日本人もたくさん事件を起こしている。逆に外国人でもすばらしく活躍する人もいる。

 

たとえば、王貞治さん。いちいち説明はいらない。日本野球界のレジェンド。彼は、中国籍。日本生まれの日本育ちだ。外国籍なのだけど、ほこらしい日本人として認知されている。国民栄誉賞を受賞した唯一の外国籍の人である。都合が悪い人は外国籍、都合のいい人は日本籍というのは違う。

 

どこの国の人であっても、犯罪者は犯罪者。日本人だから犯罪をおかしてもいいということではない。日本人の中にも多くの人を殺した人もいる。国籍などは関係ない。もっと本質的なところを見るようにしなければならない。

 

 

このネット記事を書いた人。読まれる記事を書くのが仕事。読んだ人の数に応じて、収入が増える。だから、みんなに注目されるような記事を書く。今の時期、もっとも注目を浴びるのは、この京都の事件だろう。

 

SNSに書き込む人を批判している体だが、実際は多くの人によんでもらって金儲けのネタにしている。金儲けのために書き込む人、テレビで報道する人がいるから、周囲の人間もそれに引きづられる。引きづられた人間が悪いように言うが、それを煽っているのは、この事件でもうけているマスコミなのだ。

 

ジャニーズ問題がでてきたとき、ジャニーズタレントを使い続けたのは、マスコミである。もちろん、マスコミはその問題がわかっていたのに、タレントを使い続けた。問題が大きくなると、自分らの責任はなかったかのように、事務所を批判し、それでまた視聴率を稼いだ。

 

京都の事件でも、まずマスコミが煽り、それにのらされてSNSでの批判がはじまったのだ。批判している人をたたけば、また読者数が増える。週刊誌にお金をもらって記事を書いていて、何を言っているんだと思う。本当に主張したいことがあるならば、無料でブログにでも書けばいい。自分が何を主張したいかではなく、何を書いたらお金を稼げるかを感がているのだろう。

 

医療の世界では、COIという言葉がよく使われる。論文を書いたり、学会発表をしたりするとき、その裏でそれらの会社と資金的なつながりがないことを明らかにしておかなければならない。そうでないと、信頼されないのだ。

 

ネットの記事を書いてお金をもらっているような記事に、真実など求めてはいけない。

 

 

麻疹流行地域に行く人は、麻疹ワクチンをうってほしい。逆にうっていないのならば、麻疹流行地域にはいくべきではない。

 

 

 

国によっては、麻疹ワクチン接種がまったく追いついていないところがある。そのような国では容易に感染が広がる。そこに行けば、麻疹ウイルスに感染してしまう。

 

コロナより麻疹のほうがずっと怖い。ワクチンはコロナには効果が少ないが、麻疹ワクチンの有効性はきわめて高い。

OTCとは、医師の処方なしに、自分の判断で薬局で購入できる薬のことである。

 

医療費削減のために、多くの薬をOTC化しようとしている。つまり、薬は薬局で購入すればいいから、医者にかかるなということだ。これは医療費削減の切り札にはなる。

 

インフルエンザの薬、タミフルまでOTC化を考えているとは思わなかった。国はまじめにOTC化を考えている。製薬会社はOTC薬として販売できれば、売上は間違いなく売れる。

 

一番の問題は、インフルエンザが流行すると、インフルでなくても、インフルにかからないようにとタミフルを飲む人が続出することだ。

 

売上はすごくあがるが、インフルでない人がかなり服用するようになる。

 

そうでなくても、タミフルは使われすぎて、インフルウイルスに耐性ができ、効く確率が低い。OTC化されたら、必要無くてもみんなバンバン飲むようになり、タミフルそのものが効かなくなってしまうだろう。効かない薬を飲み続けることになっていく。

 

必要ならばタミフルを服用するのはいいが、飲む人の多くは必要がない人ばかりになることだろう。

 

製薬会社はもうかるかもしれないが、いい薬をひとつつぶすことになる。それがOTC化。