お読みいただき、ありがとうございます。
みやざき足育センター代表の成田あす香です。
今日は、毎週土曜日発行のメールマガジン《足育日和》のバックナンバーをお届けします。
今ではよく聞かれるようになった
「おむつなし育児」ですが、
私はこれが広まるきっかけとなった、
ある研究に参加していました。
津田塾大学の三砂ちづる先生を中心とするチームの
「赤ちゃんにおむつはいらない」(トヨタ財団助成)
という研究です。
最近では
「おむつの有無とハイハイや歩行も関係があるはず…」
と気づき、再びおむつの話に力を入れています。
赤ちゃんを育てている方のお役に立てれば嬉しい、
という思いで、研究の中で書いてきた、
娘とおむつなし育児を実践したときの記録を
再編集してお送りします。
【2009年5月(月齢10カ月)の経過報告シートより】
イヤイヤ期が続いています。
「どうせイヤイヤされるだろう」と思い、
オマルやトイレにささげるのが億劫になっています。
そうすると、家のあちこちで粗相をしているのですが、
やっぱり野外では粗相はありません。
…どうしてなんでしょう??
昼間のおしっこは、1日6~7回くらいです。
這い這いしているなと思ったら、
シャーッとその辺に粗相。
終わった後はすぐにお座りの姿勢になり、
手や足でバシャバシャと遊びだします。
その音を聞きつけて、すぐに拭きに行く毎日です。
また、テーブルに手をかけて、
膝立ちの姿勢で立ちションしているのを
数回目撃しました。
とても気持ちよさそうに見えました。
就寝中のおしっこは、回数が少なくなってきました。
夜19時ころに眠って、朝5時に起床、
間に1~2回おっぱいを飲むというリズムですが、
おしっこは明け方に1回くらいです。
朝の起床までおしっこをしないことも、
たまにあります。

「何が入っているのかな?」
ザリガニ釣りをする年長児の周りで遊んでいます。
【月齢経過報告シートを読み返して…】
「家のあちこちで粗相をしているのに、
野外では粗相はない」
この謎が、おむつなし育児アドバイザー講座に
参加して解けました。
自律神経の働きが関係していたのです。
自律神経は、
交感神経と副交感神経という
正反対の働きをする神経から成り立っています。
交感神経は、
活動しているときや緊張しているとき、
ストレスを感じているときに働く神経で、
副交感神経は、
休んでいるとき、リラックスしているとき、
眠っているときに働く神経です。
この2つの神経が、バランス良く働いて、
私たちは健康を維持しています。
排泄(排尿・排便)を司っているのは、
この副交感神経なのですが、
野外にいるときには、活発な動作ができるように
交感神経の方が優位に働いています。
だから、家のあちこちでは粗相があるのに、
野外では粗相がなかったのです。
足育の話で外遊びをお勧めしていますが、
排泄のリズムを作りたいときにも
外遊びが活用できそうですね。
「お散歩や公園遊びから家に帰ったら、
おまるやトイレに行く」
おむつなし育児実践中の方、
またトイレトレーニングをされている方も、
ぜひ試してみてくださいね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
楽しい週末を過ごされますように、お祈りしています。
【おむつなし育児日記 バックナンバー】
1)まずは長男の夜のおむつ外しから
2)生まれた時からおまるでおしっこができる
3)おむつなし育児日記~0か月編~
4)おまるの方がきばる時間が長い!? ~おむつなし育児1か月編~
5)おんぶと排泄の深い関係~おむつなし育児2か月編~
6)張り切りすぎてしまったのか、ぎっくり腰に…~おむつなし育児3カ月編~
7)排泄のサインが分かる?~おむつなし育児4カ月編~
8)東京下町のおばあちゃん達に「やり手水」について質問してみました
10)野でするのが好き?~おむつなし育児6カ月編~
11)布おむつで初旅行~おむつなし育児6カ月編~
12)おむつ替えが面倒でおむつなしの時間が増える~おむつなし育児7カ月編~
13)ウンチだけでも、おまるにチャレンジしてみませんか
14)ついにやってきた「おまるイヤイヤ期」
15)おむつなし育児で赤ちゃんが主体の子育てに