前の記事に書いた
おかざき真里のマンガ「サプリ」で
気になったキャラクターがいた。
主人公の上司、ヒラノ女史。
40代後半、独身。
「ああはなりたくない」と主人公は内心思っている。
かつては賞を獲るような仕事もしていて、実力は十分ながら
いつしか「小さい仕事」しか回されなくなって
しまいには左遷されてしまうのだけど
最後に主人公が自分の責任で仕事を進めるのを後押しし、
自信をつけさせて去っていく。
気になったのは
主人公やその先輩たちより
このヒラノ女史の方が自分に年が近いからか。
*
会社でこの先、どうやって働いていけるのか、
ロールモデルがいない。
うちの会社も男社会。
わたしが入社したころは
女性で40代以上となるとほんと少なくて
独身か、子どもいても実家任せか、
とにかくバリッバリのキャリアウーマン、
伝説的な人たちという感じ。
自分はあんな風には無理、と思ってた。
今その少し下の女性の先輩たちが
管理職クラスに入ってきているけれど
やっぱり独身か、子供いない人の方が多い。
そして、自分や少し上の先輩たちから
子育てしながら働く人たちが増えてきていて
小さい子を育てながら働いている女性はいる、
でも子供が成長して、中学高校大学となって
その時どう働くか?残業も夜勤も転勤もできるのか?
そうなると、まだ先が見通せない感じだ。
社内で働く親たちと集まると
「子育て中だからって、ひとくくりにしないでほしい、
バリバリ働きたい人もいればペースを落としたい人もいて
職場はその人その人の事情に合わせて対応してほしい」
という話が挙がり、これはほんとそう思うのだけど
夫や実家の協力が得られるかどうかとか、
子どもの年齢とか性格とか体調とか、
それまでの職歴、今後やりたい仕事、目指す先―
当たり前だけど、みんな違う。
だから、「ロールモデル」といっても
多少重なる、似ている人はいても
自分とぴったり同じ、というのはないのだ。
だから…歩くしかない。
自分が守りたいもの、譲りたくないものを
少しずつ擦り合わせながら、
行けるところまで。
「あんな風になるのは無理ー」と思っていた大先輩たちも
それぞれ思うところや事情を抱えながら
道なき道を歩いてきたのだ。
しかもわたしたちが働く今よりもっと、険しい道を。
わたしの背中は
若い女子たちに、どんな風に思われてるんだろう。
わたしの「働きメシ」。
時間ないから近場で、というのもあるけど
ここの中華食べたいときは
戦闘態勢のとき…な気がする。
