こんにちは、ゆりです![]()
「もう、あっち行ってて。まったく余計なことしかしないんだから…」
これは、子どもの頃によく母に言われていた言葉。
おやつの時間に自分で牛乳を注ごうとしてこぼした時も、
母の手伝いをしようとした時も、
私は怒られるきっかけになってしまう存在だった。
この言葉が、とても嫌だった。
自分の気持ちや行動が、まるごと否定されるようで。
「私って、ただここにいるだけで迷惑なのかな」
……そんな思いが、子ども心に残っていたんだと思う。
でもその言葉を、
私は、娘に言いそうになってしまった。
夕方のバタバタした時間。
娘が「手伝うよ!」と言ってくれて、
私はありがたいなと思いながらも、実際はちょっと焦ってた。
時間に追われてるとき、
手伝いが余計に手間を増やすこともある。
実際そのとき、娘の手伝いで状況はややこしくなってしまって、
「もう、あっち行ってて…」という言葉が
ふっと口から出そうになった。
その瞬間、ハッとした。![]()
ああ、これって母が私に言ってたときと同じ状況だ。
焦っていて、余裕がなくて、
「早く終わらせたいのに、手間が増えてる!」ってイライラしてるとき。
母親がイライラしているのをわかるから、
手伝おうとする娘。
でもそれが余計な手間を増やしてしまう。
「余計なことしなくていいのに。
私が一人でやった方が早かったのに。」
私が子どもの頃に言われて傷ついた言葉は、
こういう母にとっての限界の状態で出ていたんだなと腑に落ちた。
そして同時に、
「あれ、もしかして…」って思った。
母もきっと、誰かにそう言われて育ったんだ。
余裕がない時に子どもにイラっとする感覚や、
思わず出てしまう「否定の言葉」は、
どこかで自分が刷り込まれてきたものだったんだなって。
私は、それに気づけた。
だから、私は娘には引き継ぎたくないと思った。
娘の手伝いで状況はたしかに混乱したけど、
「ありがとう。やろうとしてくれたんだよね」と、
まずはその気持ちを受け取ってみた。
完璧じゃなくてもいい。
そして、あの頃の自分が感じた孤独や否定を、
今の娘には味わわせたくない。
そんなことを思った、ある日の夕暮れ。
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