★ 不倫は、男性が悪いのか、女性が悪いのか
不倫は
男性が悪いのか
女性が悪いのか
それとも、不倫をした二人が悪いのか
不倫の話になると、こうした議論がよく起こります
「既婚者なのだから、家庭を持っている側が悪い」
「いや、既婚者だと知って付き合った相手も悪い」
「どちらかではなく、二人とも悪い」
どれも、ある意味では間違っていないと思います
ただ私は、この問題を
「誰が一番悪いのか」で考え続けると
不倫という問題の本質が、少し見えにくくなるように感じています
なぜなら、不倫した二人には
それぞれに責任があるからです
ただ、その責任を考えるためには
「二人とも悪い」で、ひとまとめにするのではなく
誰が、誰に対して、何をしたのか
そこを見ていく必要があると考えます
たとえば、夫が不倫をしたとします
不倫相手の女性も、夫が既婚者だと知っていた
それでも関係を選び、続けたのであれば
その女性にも自分が、選択した行動への責任はあります
「好きになってしまったから」
「夫婦仲が悪いと聞いていたから」
「いずれ離婚すると言われていたから」
そこにどんな事情があったとしても
既婚者との関係を選択した事実までなくなるわけではありません
だから、 不倫相手に何の責任もないとは思いません
ただし、ここで一度分けて考えなければならないことがあります
妻との関係の中で
夫は何をしたのか
妻と結婚し、妻と生活し、妻との間に約束を持っていたのは夫です
妻に「仕事に行ってくる」と言って、不倫相手に会った
スマホを隠した
嘘をついた
妻の疑いを否定した
「何もない」と言い続けた
家族と過ごしながら、もう一つの関係を裏側で続けていた
発覚したあとにも
事実を小さくしたり、隠したりした
これらは、 不倫相手の女性が妻にしたことではありません
夫が、自分の妻との関係の中でしたことです
だから「不倫した二人が悪い」
という一言だけでまとめてしまうと
見えなくなってしまう責任があります
夫には、夫が妻との関係の中で
引き受けなければならない責任がある
そして不倫相手にも
自分が選んだ関係について考えなければならない責任がある
同じ「不倫をした二人」であっても
その責任の中身までまったく同じということではありません
たとえば、既婚男性と既婚女性による不倫だったとします
不倫した男性には妻がいる
そして、不倫した女性にも夫がいる
この場合、男性が向き合わなければならないのは
自分の妻に対する責任だけではありません
相手に夫がいることを知りながら
その女性との関係を選んだのであれば
その女性の向こう側には夫がいた
その夫婦の現実に
自分の選択が関わったということです
同じように、不倫した女性も
自分の夫に対する責任だけを考えればいいわけではありません
相手に妻がいることを知りながら
その男性との関係を選んだのであれば
その男性の向こう側には妻がいた
その妻がいる夫婦の現実に
自分の選択が関わったということです
ただし、 自分の配偶者に対する責任と
不倫相手の配偶者に対する責任は、その中身が違います
自分の配偶者とは
自分自身が結婚し、生活を共にし、その関係の中に約束があった
その関係の中で嘘をついた
隠した。 裏切った
相手に現実を知らせないまま、生活を続けさせた
これは、自分の配偶者との関係の中で
自分が引き受けなければならない責任です
一方で、 相手に配偶者がいることを知りながら
その人との不倫関係を選び
続けたのであれば
その向こう側にいた配偶者の存在を
自分の選択の中から消してはいけないと思います
不倫した男性の向こう側には
不倫相手の夫がいる
不倫した女性の向こう側には
不倫相手の妻がいる
不倫をした二人だけの世界で考えてしまえば
その外側にいた人たちの現実が見えなくなります
だから私は
「男性が悪いのか」
「女性が悪いのか」
「二人とも悪いのか」
という問いだけでは
不倫という問題を十分に捉えられないと思っています
大切なのは
誰が、誰に対して、何をしたのか
誰に嘘をついたのか
誰との約束を破ったのか
誰の現実を、本人が知らないところで変えてしまったのか
そして
誰の夫婦関係に
自分の選択が関わったのか
そこまで見ていくことで
それぞれが引き受けるべき責任が見えてきます
これは、性別の問題でもありません
妻が不倫をしたのであれば
夫との関係の中で何をしたのかを
妻自身が引き受ける必要があります
そして相手が既婚男性であることを知っていたのであれば
その男性の向こう側に妻がいることも
自分の選択と切り離して考えることはできません
男性だから
女性だから
既婚者だから
独身だから
それだけで、誰か一人にすべての責任を置くのではなく
誰が、誰との関係の中で、何を選択したのか
そこを見る必要があるのだと思います
不倫問題を考えるとき
「結局、誰が一番悪いんですか?」
という問いが出てくることがあります
でも、本当に見なければならないのは
悪さの順位ではないのかもしれません
不倫した二人には、それぞれに責任がある
だからといって「二人とも悪い」 だけで終わらせない
自分は誰に対して、何をしたのか
どの関係の中で、何を選んだのか
そして、自分の配偶者だけではなく
不倫相手の向こう側にいた配偶者も含めて
自分の選択によって傷ついた人を、自分の世界から消していないか
不倫問題で
本当に向き合わなければならないのは
「誰が一番の悪者なのか」を決めることではなく
自分が誰に対して何をしたのかを
自分の責任として見ていくことなのだと思います
いとうゆうじでした
出張カウンセリング情報
【大阪】9/24(木)面談カウンセリング
【名古屋】9/30(水)面談カウンセリング
【東京】10/2(金)〜13日(火)面談カウンセリング
【福岡】10/15(木)〜17(土)面談カウンセリング
出張カウンセリング申込みフォームへ
いとうゆうじカウンセリング予約方法
▶︎ カウンセリング予約フォームへ
(24時間受付カウンセリング時間は10:00~22:00)
▶︎ 夫婦カウンセリングの詳細へ
(パートナーの同意のもと行う夫婦カウンセリング)
お電話からもご予約できます。(受付は10:00~22:00まで)
▶︎ 電話をかける
(スマートフォンなら直接かかります)
090-3720-6291(カウンセリング受付専用番号)(カウンセリング中の場合、電話にでられない場合がありますので、その場合は留守番電話に伝言をいれていただければ折り返し致します。)






