山梨で買ってきたワイン その5
私が山梨で買ってきたワインのご紹介第5弾です。
今回は『ミサワワイナリー』というワイナリーさん。
旅行2日目のメイン&この旅行で最後に伺ったワイナリーです。
実はこちら、会社としては以前ご紹介した『中央葡萄酒』さん
(正確には中央葡萄酒株式会社)になります。
ですが、日本一の日照時間を誇る明野(あけの:正確には
山梨県北部にある北杜市明野町)やその周辺地域で栽培された
ブドウを使って、独自ブランドのワインを出されています。
ワイナリー自体についてはそのうちアップする明野レポートを
見て頂くとして、今回はここで購入したワインを2本ご紹介します。
いずれも↓に写真と説明があります。
http://www.misawa-winery.jp/wine/winelist.html
●ミサワ 茅ヶ岳 [白] 2008
山梨独自のブドウ品種「甲州」から造られた白ワイン。
甲州の白はこの旅行中に10~20種類くらいは飲んだと
思いますが、全体的な傾向としてまろやかと言うか
ふくよかと言うか。落ち着いた丸みのある果実感が
味のベースになっている感じでした。
でもこれは、全然違った方向を向いてましたね。
飲むととてもクリアで清涼感のある味わい。そしてその後に
じわあっと次第に果実感が盛り上がってきます。
すっきりとした口当たりの他に、味わいの変化と余韻を
楽しめるワインでした♪
イメージとしては高原の朝。そしてその時に野辺に咲いている
白い小さな花達。
これを試飲したのが午前中に高原の中のコテージでだった
ので、まさに窓からの風景にマッチしたワインを楽しむことが
できました。
●ミサワ 茅ヶ岳 [赤] 2008
飲んだ時の最初の味わいは「静か」。
甘旨味のある果実感をベースにしながらもくどさや嫌味が
無く、ほどよくまろやかな渋さや苦さと混ざり合いながら
静かに揺れている液面のような感じ。
そして次第にそれらの味の要素が液面から立ち上る
蒸気のようにジワァッと盛り上がってきて口中に広がる。
いやあ、これもGOODですね♪
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山梨で買ってきたワイン その4
山梨で買ってきたワインのご紹介第4弾です。
今回は『ルミエール』というワイナリーさん。
こちらのワイナリーに伺った際には、なんと社長自ら
醸造施設や畑を案内して下さいました。
こちらの畑では『ビオディナミ』という農法を実践されています。
http://www.lumiere.jp/introduce/viodenami.html
この農法、世界の有名なワインの造り手も行っている
有機農法なんですが、これが実践されている畑には初めて
入りました。
いやもう、色んな意味で驚きました。素晴らしかったです。
まず、あえて雑草も刈らずに生やしている畑の土はフッカフカ。
誇張無しにまるで豪華なカーペットやソファのようです。
ここで寝転んだらそのまま眠れるんじゃないかというくらいの
感じでした。
畑の上を小さな虫達が飛び回っています。
普段だったら虫が1,2匹周囲を飛び回っただけで
うっとうしいと思いますが、この畑ではそんな感情は一切
沸きませんでした。なんというか、その状態が自然で
ものすごく心地いいと思えてしまうんです。草木も虫も
あらゆるものがイキイキしているような、そんな不思議な
空間でした。いや~、いい経験さしてもらいました♪
前置きが長くなりましたが、私が買ったワインの紹介をば。
●フレール ミルズ 2009
http://www.lumiere.jp/shopping/detail.php?id=125
「ミルズ」という珍しい品種から作られたワインです。
甘口のデザートワインなのですが、べとつくようなくどい
甘さではありません。とても華やかないい香りがして、
飲むと大きな白い花の蜜のような上品な、けれど存在感
のある甘さがフワッと口中に広がります。口当たりも
比較的すっきりしているので男性でもいけるかと思います。
イメージは大きな白百合の花、ってところでしょうか。
豊かに実ったブドウがもつ色んな要素が、実に素直に
引き出されていると感じたワインでした。
●プレステージ 赤
http://www.lumiere.jp/shopping/detail.php?id=24
フランスのボルドー地方で味の濃く、渋みもあるスタイルの
ワインに良く使われるカベルネソーヴィニョンという品種と、
日本のブラッククイーンという品種をブレンドしたものです。
ブラッククイーンの赤ワインを飲むと、ちょっと山葡萄の
ような独特の香りと食用ブドウに似た甘さを感じます。
このワインは香りはボルドースタイル、味わいは
ブラッククイーンのそれにカベルネの深みと渋みが
加わったような感じ。
しかもそれらの味わいが全体としてうまくまとまっています。
とても面白いスタイルのワインだと思いました。
食べ物を合わせるとしたら、肉料理かなと思いますが、
香りと調味料は比較的強めだけど、肉は素材の旨味で食わせる
ようなのがいいんじゃないかと。
例えば国産地鶏にスパイスで香り付けしたようなのですかね。
今後も引き続きチェックしていきたいワイナリーさんだと思いました。
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勝沼レポートその3
勝沼レポートの第3回目です。
前回は、『従来の日本ワイン消費者』に向けたワインが、
逆に国産ワインがワインマーケットに広まっていくのを
妨げている、という構図になっている感じだと述べさせて
頂きました。
では、そういう状況に対し勝沼ワインの生産者側は
どのようにしようとしているのか?
今回はその辺のところから続きを述べてみたいと思います。
私が受けた印象としては、
「その状況を打破しようと、多くの人が奮闘中」
というところです。
実例を言うならば、私が実際に買ったワインには
ただ甘いだけの没個性なワインはありません。
どれも日本ワインの独自性を持ちながらも外国産ワインに
比肩、あるいはそれ以上の美味しさを持っています。
こういったワイナリーさんでは、外国でのワイン製法の
いい所は取り入れ、日本の独自の部分はうまく活かして
「もっと素晴らしい日本のワインを造るぞ!」という
姿勢を、畑や設備そして造られたワインそのものなど
随所に感じました。
とはいえ、これらのワイナリーさんでも、従来の
甘口スタイルのものもラインナップとしては置かれている
ところが多かったように見受けました。
つまりは、現状は現状として対応しつつ、その上で外国産ワイン
に負けないような国産ワインを造ろう!とされている意思を
ひしひしと感じました。
近年、国産ワインは日本国内だけでなく海外でも評価が
高まっていますが、その影にはそういった造り手の懸命な
努力と熱意があるんだなあと改めて思いました。
ワイナリーだけではありません。勝沼や山梨県など自治体の
方でもチラシやイベントなどで、従来のスタイルだけではない
和食や色んな料理にも合いそして美味しい国産ワインを
懸命にアピールされていると感じました。
欧米のように、山梨でもワインツーリズム(ワイナリー巡り
など、ワイン関連のものを軸にした観光プラン)を開催したり
されているようです。
ですので、もし国産ワインにあまりいいイメージをお持ちで
無い方は、是非これを機会に日本のワインにも眼を向けて
頂ければと思います。
3回にわたって来た勝沼レポートは今回で終了です。
が、ワイン旅行ネタはもう少し続きます(笑)。
旅行の2日目は勝沼ではなく山梨県の明野(あけの)という
ところに行って、じっくりとワイン用ブドウ畑の見学をさせて
頂きました。
次回は、その辺についてレポートしたいと思います。
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