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まねき猫ホスピタル院長 獣医師・石井万寿美 ペットのいる暮らし

小動物臨床をしている獣医師です。書くことが好きで本も書いています。自分の勉強したことを伝えて、少しでも世の中に還元できれば、こんな嬉しいことはありません。

 

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↑眼窩 鼻腔内リンパ腫を寛解して7年半のいちごちゃん

 

がんが進行してくると、食欲が低下し、食べられなくなることがあります。

がんと向き合うワンコさま、猫さまにとって、食事はとても大切です。

 

当院では、がんの子の食事について、体内環境のアルカリ化を意識し、魚や植物性のタンパク質を取り入れることを考えています。しかし、がんが進行すると、食欲が落ち、これまで食べていたものを受け付けなくなることも少なくありません。

 

【食べれない状態とは?】

食べられない状態が続くと、低栄養や筋肉量の低下につながります。

そのため、食事内容にこだわることも大切ですが、まずは「食べていただくこと」を優先しましょう。

食べられるものを探し、少しずつでも口にできるように工夫してあげてください。食べない状態が続く場合は、無理をせず、かかりつけの獣医師に相談してください。

 

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状況によっては、アミノ酸を含む点滴などで栄養管理をサポートできる場合があります。アミノ酸を静脈から投与することで、消化管を介さずに体内へ届けることができます。ただし、効果や必要性は、その子の状態によって異なります。

がんの子にとって、食べることは体力を維持し、穏やかな毎日を過ごすための大切な支えです。

理想の食事を目指しながらも、今、その子が食べられるものを大切にしてあげましょう。

東京23区の練馬区で、仕事帰りの人がキツネを目撃し、話題となりました。

専門家もキツネであることを確認。キツネは北海道から九州まで広く生息していますが、都市化により東京23区では生息が途絶えたとされています。東京農工大学の金子弥生准教授は、北多摩地域で定住していたキツネが、近年、23区内でも確認されるようになったことに驚きを示しました。

欧州では市街地に定住する「アーバンフォックス」が見られ、日本でも同様の変化が起きている可能性があります。

キツネは感染症を持つ場合もあるため、私たちが注意する点とは?

 

「東京23区にキツネ出現」かわいいだけでは危険?狂犬病・エキノコックス感染で注意すべきことは? #エキスパートトピ(石井万寿美) - エキスパート - Yahoo!ニュース

 

 

ワンコさま、猫さまの下痢が続いたり、軟便になったりすることはありませんか?

下痢や軟便は、食事や腸の病気が原因となることが多いですが、肝臓の病気が関係している場合もあります。

 

肝臓は「沈黙の臓器」と呼ばれ、病気があっても初期には目立った症状が現れないことがあります。

そのため、便の状態だけで肝臓が悪いかどうかを判断することはできません。

【肝臓の大切な役割】

肝臓には、主に次のような働きがあります。

  • 栄養素の代謝: 食事から吸収した糖質・脂質・タンパク質を処理し、体に必要なエネルギーや栄養素を作ります。

  • 解毒: アンモニアなどの有害物質を処理し、体外へ排出しやすくします。

  • 胆汁の生成: 脂肪の消化・吸収を助ける胆汁を作ります。

  • タンパク質の合成: アルブミンや血液を固めるために必要な物質を作ります。

 

肝臓の働きが低下すると、消化や栄養の代謝に影響し、食欲不振、嘔吐、下痢、軟便などの症状が見られることがあります。

【飼い主さんのできること】

下痢や軟便が続く場合は、腸の病気だけでなく、肝臓の状態も確認することが大切です。

肝臓の異常は、血液検査でALT、AST、ALP、ビリルビンなどを調べることで見つかることがあります。必要に応じて、超音波検査なども行います。

 

便の状態がいつもと違うときは、早めに動物病院に相談してくださいね。

「下痢だから腸の問題」と決めつけず、体全体の状態を確認してあげましょう。

 

 

 

がんの子は、貧血になりやすいですね。

 

鶏の肝とかあげたいところですが、そうなるとなかなかアルカリ性にならないです。

そこで、今日は、鰹のタタキの血液成分の多いところ(血あい)をあげるのはいかがでしょうか?

 

【鰹のタタキのあげ方】

1、新鮮な鰹のタタキを買ってくる

2、細かく刻んで、あげる

 

注意:お腹の弱い子は、さっと火を通してあげてくださいね。

 

がんと闘ってもらうためには、タンパク質は大切です。

 

 

 

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↑眼窩 鼻腔内リンパ腫を寛解して7年半のいちごちゃん

【犬や猫の扁平上皮がん】化膿だと思っていたら、がんだった?

扁平上皮がんは、初期には化膿しているように見えることがあります。

抗生剤を使うと、一時的に症状が改善することもありますが、なかなか完治せず、再び悪化することがあります。

犬や猫では、口腔内に発生することが多いですが、顔面や皮膚などにできることもあります。

 

 

先日、相談に来られた症例です。

 

脚の先にできた病変を化膿だと思っていました。しかし、時間が経過するにつれて病変が進行し、骨にも及んでいました。二次診療施設で検査を受けた結果、扁平上皮がんと判明し、断脚に至った症例があります。

 

【飼い主さんのできること】

愛犬や愛猫の傷や化膿が、抗生剤を使ってもなかなか治らない場合は、注意が必要です。

すべてがんというわけではありませんが、「治りにくい病変の中には、扁平上皮がんが隠れていることもある」と知っておいてくださいね。

 

早めに動物病院で診察を受け、必要に応じて検査をすることが大切です。