石井万寿美  まねき猫ホスピタル 食事療法  がん 丸山ワクチン 高濃度ビタミンンC点滴 | まねき猫ホスピタル院長 獣医師・石井万寿美 ペットのいる暮らし

まねき猫ホスピタル院長 獣医師・石井万寿美 ペットのいる暮らし

小動物臨床をしている獣医師です。書くことが好きで本も書いています。自分の勉強したことを伝えて、少しでも世の中に還元できれば、こんな嬉しいことはありません。

特に点滴で投与する「高濃度ビタミンC療法」は、がんの治療の補助療法の一つとして議論されています。


■高濃度ビタミンCとがんの関係

通常、ビタミンCは「抗酸化物質」として知られています。しかし、高濃度(特に点滴)になると逆に“酸化作用”を持つことがポイントです。

  • 血中で過酸化水素(H₂O₂)を発生

  • 正常細胞は分解できる

  • がん細胞は分解能力が低い


がん細胞に選択的なダメージを与える可能性

■ビタミンCに対する考え

ビタミンCは非常に重要です。

① 抗酸化作用

  • 活性酸素を除去

  • 細胞のダメージを軽減

② コラーゲン合成

  • がんの浸潤・転移の抑制に関与する可能性

③ 免疫サポート

  • 白血球機能の強化


「大量に使うことで体の防御力を高める」という考え方


■臨床的な現実

獣医療・人医療どちらでも共通ですが

  • 劇的な「治る治療」ではない

  •  状態改善・生活の質向上には寄与するケースあり

■飼い主さんのできること

 
がん治療で、高濃度ビタミンC点滴やビタミンCの内服をすることで治療効果があがることが期待です。
がんは、炎症反応なので炎症を起こさないようにしましょう。