身体を動かすと、平坦だった心も動く〜海辺のテニスコート復活!〜 | 人生の果実を味わう彫金職人の暮らし フィレンツェ物作り物語

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フィレンツェ在住26年の、ジュエリークリエーターKaorukoが、物作りについて、イタリア子育て生活をまじえながらお伝えします。

日本からの帰国後、

精魂尽き果てて、睡眠と読書に溺れて、

日中は一歩たりとも外に出ていなかった私だが、


だらだら生活に終止符を打って

海辺のアパルタメントへ向かうことになった。



日本の皆さま

おはようございます。



フィレンツェから車で約1時間半。

リボルノ県の海辺の街、

クウェルチャネッラ。

華やかなカスティリオンチェッロにも近い、静かな海辺の街。




子どもが小さい時は、

ここでひと月ほど過ごすのが恒例だった。


海岸まで徒歩3分。

共同プールとテニスコートがあり、

このプールには子供たちのエネルギー消費にかなり役立った。


海辺は心地良いのだが、主人がいない時は

あれこれと荷物を持って繰り出すのが、億劫で、

結局プールで子供たちと過ごすことが多かった。


午前一回、午後一回。

昼食と昼休憩を挟んでの、

毎夏の生活。


今思うと懐かしい。

私も体力ありました〜



子供たちが大きくなって、

親の同伴なしにプールや海に行くようになってからは、


私自身はあまりプールや海に行かなくなった。


それはある時から、

強い太陽光線で結膜炎の症状が出始めたから。


帽子やサングラス、パラソルなどで陽を遮っても、

海に行くと照り返しによってなのか、

戻ってから目が赤くなるということが多くなった。



そうは言ってもテニスをする楽しみは続き、

主人や、乗り気でない子供たちと練習する。



テニスコートがあるから、海のアパルタメントへ行く?

という感じに、私の中のベクトルが変化していた。


そのテニスコートも、永年劣化で、かなりひどい状態だった。

なので、もう行く気がなくなりつつあった。




が、今年はそのテニスコートが直された!

という朗報を耳にした。


日本からの帰国後、

次女は彼女の友人と、主人と一緒にすでに一度遊びに行っていた。



8月も終わり、

もう海に行かなくてもいい。

仕事開始秒読み段階をフィレンツェの家で、まったりと過ごそう。


と決め込んでいた怠惰な私を、動かすのに十分だった。





夕方到着して、初トライ。

ふかふかのカーペットコートになっていた。



クレーよりも球足が早くなるし、スライスも切れるから

ラケットセットを早くすることを、お互い意識しながら、次女とラリー、試合形式と進める。


一週間近くごろごろしていて、ろくに歩きもしていなかったのに、

突然走り出したので、

途中から膝に違和感を感じる。


ああ、なんてアホ!

地元、米子の言葉では


ダラ、

ダラズ!

と言うが、


まさにそれ。


後悔先に立たず。


屈伸したりしながら調整しつつ、全力で走るのはやめにする。


私とは反対に、意外と好調だった次女は

久しぶりのテニスを楽しめたようで、


「明日もしようよ!」

と、爽やかに笑う。




だらだら生活を、えいやっと振り切って

動いたのだが、


やっぱり良かった。


身体を動かすと、

平坦だった心も動く。



フィレンツェでの毎日の悪あがきは

読書と仕事へ向けてのchat GPTとの英会話レッスン。


これだけは自分を奮い立たせながら

毎日続けてきていたが、


ここに身体を動かすことが加わり、バランス感覚が蘇る。



誰かのために何かをしたい!

何かをしよう!



という気持ちが、

久しぶりに湧いてくる。



仕事でフィレンツェへ戻った主人。

彼に頼りすぎていた一週間。



次女と二人で、数日海辺の暮らしを楽しみます。



次女を楽しませるべく、

美味しいものを作り、


テニスと卓球をして、


海辺でジェラートを食べる。


近所のピッツァ屋で

ピッツァと魚介のフリットを食べるのもいいなぁ。



われわれの夏休みラストは、こうしてゆっくりと流れていく。




淡水パール三粒ピアス、イヤーカフ




日々のフィレンツェの光や時間の中で、ひとつひとつ手作業で制作しています。


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