一流が日常にある喜び | 人生の果実を味わう彫金職人の暮らし フィレンツェ物作り物語

人生の果実を味わう彫金職人の暮らし フィレンツェ物作り物語

フィレンツェ在住26年の、ジュエリークリエーターKaorukoが、物作りについて、イタリア子育て生活をまじえながらお伝えします。

日本の皆様


おはようございます。


いっきに夏のような気候と書いた途端、


またもや肌寒い日々が戻ってくる。


ダウンを脱ぎ捨て薄い上着で通学していた次女が、ここ数日の気温の変化で、風邪っぴきになった。



暑くなったからと言って、下着なしに半袖にして、上着も薄いものに変えると、

こういうことになる。


いっきではなくて、少しずつ様子を見ながらの衣替えが必要なようだ。


今、フィレンツェの街では、タンクトップにビーサンの人からダウンに手袋という出たちの人まで、多種多様な装いを見る事ができるのが、面白い。

これまた地球温暖化の影響とも言えるだろうか?


少し前までは、暑くもないのに、タンクトップビーサンの人を見ると、


「ああ、アメリカ人の旅行者だね。」

などと言っていた。




本日も制作に没頭し、フィレンツェ歴史地区を東奔西走する。


石留め職人の元に行った帰りには、久しぶりに


ベッキォ橋すぐ近く(ヴェッキオ橋をピッティ宮殿に向かって渡ってすぐ左側)

のサンタ フェリチタ教会によってみる。




ポントルモのこの絵に会いたくなったから。


こちら、パゾリーニの映画、「リコッタ」にも登場する有名な絵。


マニエリスムの画家、ポントルモの傑作が、小さな教会に所蔵されている。

無料で見られること自体が脅威だが、


ここ近年、電灯スイッチだけ取り付けられている。


良く見たい人は、1€を入れて明るくして見てください!

と、絵を照らす電灯を有料にしてある。


イタリアにはまだまだ、美術館行きクラスの有名絵画が、教会にポツンと残っていることが多い。


びっくりするが、最高のものが日常にある暮らしは、素晴らしいなぁと思う。



さて、本日、フィオル ダ フィオーレ


のゴールドリングを石留め職人から受け取り、


彫りの最終段階へと入る。





石の下3ミリほどの部分に絹地仕上げの彫りをほどこしていく。


ロンドンブルーのブルートパーズが中々美しく、作っていても心地良い。


石の色合いに、作り手である私も癒されていく。


身につけられる方の、幸せや喜びに心を寄せる制作の瞬間は、


私にとっても至福の時間である。



身につけられる方の元に、多大なる幸福が届きますように〜


そんな思いを乗せて、仕上げていった。




それでは、今日もありがとうございました😊



サンタ フェリチタ教会

住所 Piazza Santa Felicita, 3




フィオル ダ フィオーレ リング 925シルバー アメジスト ペリドット


Kaoruko Nakashima がフィレンツェで制作しているハンドメイドジュエリーにご興味がおありの方はどうぞこちらをご覧ください。 

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