パッションのあるコーチングに出会う幸運 | 人生の果実を味わう彫金職人の暮らし フィレンツェ物作り物語

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フィレンツェ在住26年の、ジュエリークリエーターKaorukoが、物作りについて、イタリア子育て生活をまじえながらお伝えします。


テニスコートのアイビー。



生徒の能力を最大限引き出す


本日も老コーチ、アルフォンソのテニスレッスンを受ける。



彼の教え方を見ていて、コーチングというもの全般について、思いが飛躍する。


今、世の中にはあらゆるコーチングというものが存在する。


学校の教師を始め

運動のコーチや、ピアノや声楽など音楽の先生、

ブログコーチ、集客アップコーチ、


全てがコーチングである。


目的は生徒の能力を最大限に伸ばすこと。


私は日本でのテニスは部活のみで、

コーチについて習ったのは40代過ぎてから、

しかもイタリアで🇮🇹


ということで、


日本のそれとは異なると思う。


日本のテニスクラブのレッスンのきめ細やかなことを友人たちから聞かされていたので、


話半分で、読んでいただいても良い。



それでも数人のコーチに習ってきて、


気づいたことは、


まずはどれだけその人にパッションがあるか?


ということ。



毎回同じことを繰り返すようなレッスンしか考えつかないコーチには


「この人、やる気あるのかな?みんながただの時間つぶしに来ているとでも思っているのだろうか?」


といった疑問がわく。


もちろん、楽しくグループレッスンしてみんなでゲームし合って


という目的の人もいるようだが、


それだったら、テニス愛好者で集って、ラリーしたり、ゲームをすることと


大して変わらない。


お金を払って来ているのであるから、やはり進歩をしたいものだ。



敬愛していた以前のコーチは、ドロップショットなどのレッスンも取り入れてくれた時には

感動した。



年齢的にもレベル的にもドロップショットなど必要ないと思っていた。


しかし、このドロップショットのレッスンがとても楽しかった。


知らなかったことを知るということ、


できなかったことが一つできるようになるということ、


これだけで生徒のモチベーションは、相当上がる。







創意工夫はパッションの賜物



そして話を今の老コーチ、アルフォンソに戻そう。


今日、彼は室内コートの端に重しとして使われていた長い板を持ち出し、


それをネットから傾斜させて、椅子に立てかけた。


その板の真ん中にはちょうどボールにあった溝が走っていた。


そこにボールを置きコロコロと転がす。


われわれはラケットを引き、下からのテイクバックの用意をしておいて、


転がって来たボールを擦り上げる。


ボールとの距離感を理解するため。


そしてラケットが下から上へと正しく振り抜くことを体得するため。


そして私については、


打つ前に体が開いてしまう癖があるのだが、それを矯正するため。


また、もっと前でボールを捉えるように言われる。


曲げた左膝の前でボールを捉えるのが、正解なのだが、


今まで、ほとんどが振り遅れていたということ。



この板を使っての練習をしてから、球出しされたボールを打つと、


明らかに、打点の違いに身体が気づく。


とにかく、それを体に叩き込むこと。


アルフォンソは、とにかくフォーム矯正に余念がない。


あらゆるアイディアを用いて、みなに自分の欠点を気付かせる。


そして彼の持論は


「正しいフォームで打てるようになれば、まず何歳までも怪我ひとつせずプレーできる。


尚且つ、疲れずに楽に長く打ち合うことができる。」


そのために、基本中の基本を叩き込んでいるわけだ。



仕事に使うテクニックであっても


語学習得のテクニックであっても


やはり上達という結果が得られてこそ、そこにコーチングの意味が出てくるのだろうと思う。


生徒の上達が、コーチの喜びであり


「変わりたくない人は教えない。」


ともアルフォンソは言っていた。



一癖も二癖もある老コーチだが、こういう人と出会えた幸運に感謝したい。


この人から学びたい人は山ほどいるだろう。


一度レッスンを受けて、それに気づいたが、回を重ねるごとに


その重みは増している。



何かを教える立場の方は、ご自分のパッションの度合いを確認してみてください。



熱苦しくても、それさえあれば、必ず同じくパッションを持った生徒が慕ってくれること、うけあいです!




それでは、今日も最後まで読んで下さり、ありがとうございました。



テニス同様のパッションで制作に励んでおります。

私のジュエリーも、是非お試し下さい。


パッションが広がっていくことを願っています。




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