レッドゾーンは完全にロックダウン。食料品店、必需品を売るお店、薬局のみが営業。
オレンジゾーンは、店舗営業は大丈夫だが、レストランもテイクアウトのみのまま。
テニスは屋外スポーツなのでオレンジゾーンは可能。
本来ならば、クリスマス休暇でお休みのはずのテニスレッスンも、今までの分を取り返すように、引き続きレッスンが行われる。
ところが、そのオレンジゾーンの週にあいにくの雨。
友人たちも、一日でもテニスができることを願いながら、コートを予約する。
何とも皮肉な雨に、心折れそうになるが、
私には、テニスが動だとすると、もう一つ大好きな、静のものがある。
お仕事の彫金作業。
クリスマスに向けての作品の発送などでやきもきする日々、
そして少々落ち込む、詐欺事件などあり、
制作作業から離れていた。
ほんの数日何もしないだけで、再び作業台の前に座るのが面倒になる。
習慣とは恐ろしいものだ。
やらなければ気持ち悪いと思うほど、日常に入り込んでいたことも、
このコロナ禍での、何もかもがゆっくりで、滞っている感の強い日々の中、
やらなくても、平気かも?
などという感覚になりそうになる。
恐ろしい。
を書きながら、
あ、こんなこと書いていて、ここのところ私自身がやってないじゃない!
一番大好きなことを。
と気づく。
そしてその日は、ほんの30分しか時間は取れそうにないけれど、
夕食前に作業台の前に座る。
座ると時間は瞬く間に過ぎ去る。
あっという間に1時間経過。
おっと、夕食夕食
ということになったが、
気分はもちろん爽快、
心には小さな達成感が刻まれていた。
以前から思っていたクベットシリーズに彫りをほどこすための、実験を繰り返してみる。
銅板に、どんな感じの彫りが合うのかを、いくつか案を考えながら彫っていった。
二、三の案が合いそうで、
よし明日はキューブ本体に彫ってみよう!
と、心が躍る。
何かができること、
自分のアイディアが、素敵に形になりそうな予感を孕む時、
心は飛ぶのである。
やっぱりこの感覚で日常を満たすことが、
私にとっての幸せなのだと、改めて納得する。
コロナの波にとらわれず、
皆さんもご自分の好きなことを、毎日ちょっとずつ進めて行ってみて下さいね。
今日も最後まで読んで下さり、ありがとうございました。




