鬼滅、ワンダイレクション、ジャージ、クリスマスの贈り物たち | 人生の果実を味わう彫金職人の暮らし フィレンツェ物作り物語

人生の果実を味わう彫金職人の暮らし フィレンツェ物作り物語

フィレンツェ在住26年の、ジュエリークリエーターKaorukoが、物作りについて、イタリア子育て生活をまじえながらお伝えします。

皆さん、どんなクリスマスを過ごされましたか?


カトリックの国イタリアではクリスマスイブではなく、クリスマス当日が大切な日となる。

イブは、質素な魚料理をいただき、クリスマスのお昼ご飯を親戚一同集まって、大勢で、わいわいがやがや言いながら、夕闇迫る頃まで楽しむのが、恒例。

しかし今年はコロナ禍の元のクリスマスは、
住民票のある市からは出られず、
家に招くことができるのも、大人二人だけという制限になった。

これはイタリア人たちにとって大きな痛手だったと思う。

年末年始は、友人と過ごしても、クリスマスとパスクワ(復活祭)は故郷に戻って親や親戚と過ごすというのが、
伝統という領域に入っているような彼らの暮らしが、今年はこの二つの行事とも、制限のある中だった。

今年のクリスマスの様子は

そしてそれよりも規制がきつかった4月のパスクワの時は

しかし、これだけ、ばったばったとコロナで人々が亡くなる中、制限がありながらも、クリスマスの日を無事に迎えられたこと自体が

ある意味で奇跡かもしれない
とも思う。



クリスマスの長い昼食を終え、パンドーロやパネトーネというお菓子を食べる頃、

子供たちはツリーの下にあるプレゼントを開けていく。

これが私の体験した主人の親戚たちとのクリスマス。

今年はわが家に友人ご夫婦とお子さんを招いただけなので、

プレゼントの量もこじんまり。




それでも、包みを開いての、びっくり、ドッキリの人々の表情を見るのは、やっぱり心踊る瞬間だ。

次女と友人のお子さんには、大好きなポケモンのぬいぐるみ。

の漫画(日本語は手に入らなかったのでイタリア語)。







これは、次女にもヒットだったが、実は私にも。
クリスマスの後には、2巻3巻もAmazonで注文してしまった…

アニメはすでに見ているわれわれだが、続きが知りたい!
そしてできれば紙媒体で読みたい!という欲望が、言葉の壁を越えた⁈と言えるか?

実は今まで探せなかった映画もYouTubeでアップされていて、
喜び勇んで観ることができた。

煉獄さんが熱くて、そして意味わからないほどまっすぐで、カッコよかった。



話が逸れたので、話題をクリスマスプレゼントへ戻す。






主人には久々の日本文学本。
太宰の短編を探しに行って、
欲しかった「お伽草子」がなく、太宰以外にも漱石、宮沢賢治、夢野久作など色々な作家の短編作品が入っているものにした。

これも中々喜んでくれたようだ。



そして一番ニッコニコになったのは、長女。

彼女が欲しかったものをネット注文で買っていたのだが、クリスマス当日まで実物は見ていなかった。

長女はワン ダイレクション


というすでに解散しているイギリスのシンガーグループが大好きだ。

われわれも何度も、ドキュメンタリー映画を見させられている。




彼らの香水。

パッケージにもみんなの顔が載っていて、

そして中身は、王室仕様⁈的な

お姫様風容器。




匂いは甘いが、軽やかなフローラル系?

私が包んだのだが、包みを開けてから、彼女の目はお星様みたいにキラキラになり
その後ずっと、ニコニコしていた。

大変分かりやすい性格である。

そして私には?

袋は大きめで、もらえることを予想していなかった。
また好みがはっきりしているので、欲しくないデザインの物をもらっても…ということをみんな知っていたので、一緒に買いに行くことはあっても、こういうパターンはほとんどない。

何だろうか?
とドキドキしながら、袋を開けると

そこには紺色の裏がフリースのズボンが入っていた。

選んだのは長女。

「欲しいって言ってたでしょ!」
と自信満々。

任せた主人は
「ごめん、パジャマのつもりだったのに、何で下だけなんだろう?」

お招きした友人たちも、一瞬、目が点になったようだった。

部屋着のズボンだけ欲しかったのは確かなことで、長女は確かに間違っていない。

好きなものしか欲しくないので、この実用的なものは、実際ありがたい。

夢見るクリスマスは、こうして質素な実用品で幕を閉じる。

しかし長女のこの感覚、私は結構好きなのだが!


フルッタリング 925シルバー ジルコン


今日も最後まで読んで下さり、ありがとうございました。
 
 
 
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