外出制限後の行動と心の変化 | 人生の果実を味わう彫金職人の暮らし フィレンツェ物作り物語

人生の果実を味わう彫金職人の暮らし フィレンツェ物作り物語

フィレンツェ在住26年の、ジュエリークリエーターKaorukoが、物作りについて、イタリア子育て生活をまじえながらお伝えします。

オンライン授業が終わってからの夕方5時頃に、公園へ向かうのが毎日の時間割になりつつある。

主人が時間があれば最初に連れ出し、途中から私が交代する時もある。

次女の友人がいる日はラケットは持って行かず、本を持参する。

あわよくば、読書のひと時となるけれど、ママ友たちといると、

結局、読書はおあずけの場合が多い。


本当に数日前までは、外で過ごしたり、
誰かとおしゃべりすることに大きな喜びが感じられたが

三日も続くと、なんだか普通になった。



あれほどかけがえなく、キラキラした時間に思えたのに

人間って、なんてつまらない生き物なんだろう。

そんなことを夕食後、テラスで、主人に向かって呟くと

「だからこそ、ひどい状況でもそれを普通として耐えていけるんだよね。」
と。

確かに、私たちは家に閉じ込められていた二ヶ月以上の間、
オンラインに切り替わった勉強や仕事になじむようになり
列を作っての長時間かかる買い物に少しずつ慣れていった。

こんなものだ
と思えるようになって環境に適応することが
われわれの習性なのかもしれない。

だからこそ、毎日を初めてのことのように、新鮮な心で味わうことが大切なのだろう。

外出禁止中のブログの中で、
毎日ささやかな喜びにフォーカスすることを、書き続けていたが、

こうして外出制限が明けて、
触れる世界が広がったとしても、
その喜びを継続させていくことは、やはり自分次第なのだ。

自分を満足させる術を持ち合わせている人は、

どこにいても満足する。

そうでない人は、どこへ行っても、足りない病がぶり返す。




制限中、制限後と、
行動の違いがはっきりしている分

心の中は、同じように変わっていないことがある
のを発見するとは、

なんとも面白い。

私はまだまだ自分を満足させることの
修行中であるようだ。

そしてふと思う。

もしかすると、
美しく生きていると憧れる友人なども、
私が知らないだけで彼女の中では
実は修行中なのかもしれない。

毎日を新鮮な目で、耳で、心で
感じる。

このことを頭の片隅に置いて、今日という日を過ごしてみようと思う。




(写真は、公園の中にあるサッカーグラウンドの様子。距離をとってどうしてサッカーできるものか!ベンチに腰掛ける若者たちも密着状況。結局のところ注意勧告があったとしても、一度解放して人々が外に出れば、あっという間にルールは破られるというイタリア的光景だった。)



クリーヴィ イヤーカフ 925シルバー 打ち出しタイプ、絹地仕上げタイプ

今日も最後まで読んで下さり、ありがとうございました。
 
 
 
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