学校開始はいつ?公園での仲良しさんとのひと時とデモ行進 | 人生の果実を味わう彫金職人の暮らし フィレンツェ物作り物語

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フィレンツェ在住26年の、ジュエリークリエーターKaorukoが、物作りについて、イタリア子育て生活をまじえながらお伝えします。

平日も日曜日もあまり変わりばえのしない毎日だが、

週末は子供たちのウェブ授業がないところが、大きな違いだ。

時間を気にせず、一日を過ごすことができる。


本日も、制作の合間に近くの公園へと向かう。

人の少ない時間を狙って、お昼ご飯を食べてすぐに出かける。

次女はダメ元で、仲良しさんにメッセージを送っていた。

週末は色々と忙しいだろうから、無理ではないか?と思っていたので、

自転車やラケットを持参して、
二人でも楽しめるよう準備万端で向かった。

公園に着いた頃、仲良しさんから電話にて、あとで来るよ!
という朗報を得る。

せっかく持ってきたんだから、ラケットを使おうよ!
と次女。

ということで、私も少しだけ体を動かすことができた。



その後仲良しさんが来てからは、まさに
「水を得た魚」
状態の次女。

嬉しさを体いっぱいであらわしながら、
ボールで遊び、自転車で走り、
カードゲームにまで興じる始末。

あっという間に2時間半が過ぎ去る。

学校で毎日会うことができたのに、今ではそれがままならないのだから、

別れ難いのは十分理解できる。



先日、同じ公園で、高校生ぐらいの若者たちが横断幕を掲げてのデモ行進の準備をしていた。

一応人と人との間隔には気をつけつつのようではあった。

私たちはボレーボレーをしていて、横断幕の後ろ側だったため
書いてある内容が分からなかった。

しかし、外に出て集まることができるようになったら、

すぐにデモ行進とは、イタリアらしい。

あとで、それは学生たちによる
学校開始の請願デモ行進だと分かった。

一応9月の新年度から開始だと言われているが、

実はそれさえも危ぶまれているという。

教室のスペースが十分確保できない学校などは、クラスを半分に分けて、
それぞれが、一日置きに通学することなども検討されているし、

1月から再開という声も聞く。


何でもかんでも、デモの国だなぁと思った私も

これには納得できる。

学校という場がなければ、学生たちの学力維持はやはり容易ではないと思う。

中三の長女も、最後のテストはウェブで受け、

そしてその後クラスメイトたちは、バラバラにそれぞれが選択した高校へと向かって行く。


感受性を育む友人たちとの日々がないことは、

やはり感動に欠けた空っぽの箱のようだろう。

今回のコロナウィルスが巻き起こした騒動は、こうして私たちの暮らしを
根本から変えざるを得ない状況になっている。


どうしても、失うものばかりに目が行きがちだが、そんな時は
思考の転換が必要かもしれない。


この遮断された制限の多い生活の中、

学生たちが本の世界に浸り、何かについて深く掘り下げて考えることで、

何か大きなものが生まれるかもしれない。

そしてそれは、われわれ大人にも当てはまること。

そんなことをぼんやりと考えながらの次女との帰途、

近所のジェラート屋さんが開いているのを発見する。

おお、なんと久しぶりの外でのジェラートだろう。

ここでも足りていなかったことが日常に戻って来て、

ささやかな喜びを噛み締めた。




今回は、あまりの嬉しさに、食べる方が先になり

美味しそうなジェラート写真がないことをお許しいただきたい。


フィレンツェスタイルリング 925シルバー ゴールドメッキ 西洋彫り

今日も最後まで読んで下さり、ありがとうございました。
 
 
 
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