去年は個展のDMが完成していたけれど、今年は | 人生の果実を味わう彫金職人の暮らし フィレンツェ物作り物語

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フィレンツェ在住26年の、ジュエリークリエーターKaorukoが、物作りについて、イタリア子育て生活をまじえながらお伝えします。


昨年の今頃にはこんな記事を書いていた。

毎年の個展でお客様にお送りする招待状が出来上がっていた。

次女が生まれた年から始めて、7年連続で続いていた。


今年は3/12に外出禁止勧告が出てから、色々なことがストップして、

最初は4月に、新作の写真を撮れば、今年の個展にも間に合うかな?
と気楽に考えながら、

残りの制作に尽力していた。

死者、感染者数がみるみる増え、
ロックダウン期間がずるずると延長されていくうちに

ああ、今年は難しいかもなぁ
と心はだんだん曇っていく時期も経験する。


そこから少しずつ気持ちを切り替え、

自分のできることを毎日こなし、

そしてこういう時に何ができるか?を考えるようになる。



新しいマテリアルが何も得られない状態で、
手持ちの物をあれこれと駆使してイヤーカフを作ることに専念した。

その時に生まれたオンダイヤーカフがたくさんの支持をいただき、

日本でもイタリアでもたくさんの方々にご購入いただいた。




そしてイタリアを中心にヨーロッパの人々への販売にも力を入れるようにしていった。



予約していた帰国便の欠航通知がやって来た。

予想はしていたといえ、やはり悲しい。

まだ払い戻し手続きをしていないが、早くすべきなのは分かっている。

未処理のことがあると、頭の中にそれが居座り、他のことをするパワーが失われるから。

さっさと動くべし!

東京でのイベント、地元個展、大阪のカフェLa Santeさんでのイベントと

予定していたことは全て延期になる。

今年の帰国は見送ったので、個展に関しては来年ということになったが、

7月に予定していた大阪イベントはzoomを使って面白いことができるのではないかとご提案をいただき、
ただ今準備中である。


自分が行けないのは、ものすごく残念だけれど、
こうして、色々なやり方が出てくるのは、興味深い。

さあどんなふうになるのかなぁ?
という思いと
作品作りをペースアップしなくちゃ!
という自分を叱咤激励する思いがないまぜの今日この頃である。

毎年の個展へのノスタルジーにからみとられることなく

風をきってどんどん前に走って行きたい。

毎日の長女とのジョギング中に、アルノ川にカヌーを見つける。




少しずつみんなが、自分の好きなことをして、外で開放感を満喫できるようになっているのが
嬉しい。



今日も最後まで読んで下さり、ありがとうございました。
 
 
 
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