幸せの連鎖を感じる公園でのひと時 | 人生の果実を味わう彫金職人の暮らし フィレンツェ物作り物語

人生の果実を味わう彫金職人の暮らし フィレンツェ物作り物語

フィレンツェ在住26年の、ジュエリークリエーターKaorukoが、物作りについて、イタリア子育て生活をまじえながらお伝えします。

長女との朝のジョギングタイムで、日常にスポーツが戻ってきた。

外出制限後の長女との新しい習慣

朝の運動は、スッキリとした気分で一日をスタートするきっかけとなる。





帰宅後は、彫金制作に没頭する。

ありがたいことに、オーダーの依頼が続いている。

一つ一つ丁寧に、身につけて下さる方の喜びを想像しながら作る。

私は自分が素敵だと思うものを形にしていくことに、何よりもの喜びを感じる。

そこに、その先の未来の様子が加わると、私のわくわくとした高揚感が更に高まる。

こういう連鎖がここのところ続いている気がする。

誰かを幸せにしていくこと。

これが私たちの生きる糧である。

それは、もちろんお客様でもあるが、友人や家族など、自分に近しい人々もそう。

自分の喜びが一滴の水滴になり、それが水面に落ちることで広がる波紋のように
喜びを伝播していきたい。



午後に、次女のウェブ授業が終わった時、即座に公園に誘った。

ボールとラケットを携えて向かう。

夕方の公園は人でいっぱいだった。

ブランコや滑り台など遊具のあるスペースも、ようやく解禁となり、子供たちのきゃっきゃという奇声が飛びかう。

お目当ての場所は先客があったため、木陰のスペースでボレーボレーの成果を試す。


次女は嬉々として体を動かし
そしてボールコントロールも中々で
外出制限前よりも確実に上達している。(ボレーボレーだけではあるけれど)




しばらくすると、われわれの後ろに5、6人の中学生らしき女子が集まって何やら始めだした。

1メートル以上の距離などどこにもなく、くっついて、携帯の映像を見ながらみんなで踊りを合わせていた。

彼女たちがこっそりと木陰でやっていたのは、まだまだ警察のパトロールがあるからだろうが、

そんなものを恐れる様子もなく集っている人々は、公園のあちこちに見かけられた。

帰ろうと思ったところ、お目当てのフェンス付きスペースが空いていることに気づき、

少しだけそちらに残ってボレーボレーの続きをする。




この奥のグラウンドでは、サッカーをする人々で賑わっていた。

ここにも人と人との距離など、どこにも存在せず、派手にぶつかり合っていた。

大手を振って外に出られるようになってから二週間で、
あっという間に前と同じ光景が戻って来た。


人と人との距離を制限することなど
所詮無理な話だよなぁ
と喜びいっぱいで自然の中で過ごすイタリア人たちを見つめる。

今日は次女も体をいっぱい動かして、にこにこ笑顔が更に強化された。

幸せの連鎖はここにも登場だ。

公園にいる人々もこの幸せの輪の中心にいるように見えた。

しかし解禁後の光景は、恐怖と愛とがないまぜの中の、幸せの輪の気がする。

心安らかな日々が戻ってくることを待ち望んだとしても、

結局は完璧な形など存在しない。

だとすれば、何をしたら良いのだろうか?

まずは自分が心安らかであれば、周囲はそれにつられていく気がする。


幸せの連鎖のために、まずは自分を整えていきたいと思う。



クベット 18Kイエローゴールド ラピスラズリ


今日も最後まで読んで下さり、ありがとうございました。
 
 
 
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