こんにちは。フィレンツェ物作り物語のKaorukoです。
彫刻たちに見つめられながら、温かい光に包まれてぼんやり。
今日はお互いの仕事の合間をぬって、1時間ちょっと、主人とデート。
オルサンミケーレ教会はフィレンツェの中心部、共和国広場とシニョリーア広場の間の観光ストリートにあるため、近辺はいつもごった返しています。
教会の外側を飾る聖人たちの彫刻は、レプリカで、上階に本物が収蔵されています。そちらの公開が現在、月曜のみ。(無料)
以前も主人とのミニデートで訪れ、その日は他の曜日だったため、
見ることができずにいたのを覚えていて、それなら今日ということに。
上階のスペースは光に溢れ、ゆったりとたたずむ聖人たちの像を、
心置きなく見つめ物思いにふけることができます。
今日は、椅子がやけに多いな、何かイベントでも?と思いきや、真ん中にピアノを発見。
晩にコンサートが行われるようでした。
ギベルティ作の聖マテオ、聖ステファノ。(上から順に)
ジャンボローニャの聖ルカ。
ミケランジェロなみのボリュームと迫力があります。
ダ ヴィンチの師匠であったヴェロッキョ作の聖トマーソ。
絵画も彫刻もやはり同じ雰囲気をかもしていて、ウフッツィにある絵がすぐ頭に浮かびました。
そして修復が必要なほど、いたんでいますが、光を放っていたのは、
ドナテッロ作の聖マルコ。
ドナテッロ作の聖ジョルジョは、ここではなくバルジェッロ美術館に収蔵されています。
それぞれの芸術家たちのスタイル。
ゴシックからルネッサンスへ向けての変化。
それに伴い感情や人間性というものが彫刻の中にも現れてきます。
また、それぞれの芸術家たちの作品の成熟や衰退。
色々なものが見えてきます。
しばしの沈思黙考。
「持って帰っていいと言われたら、ギベルティの聖マテオだな。」
「私はジャン ボローニャの。」
最後はおのおののナンバーワンを決め、向かいの建物に移りました。
「うわー」奇声を発せずにはいられないそこからの眺め。
ドウォーモ、 ベッキォ宮、バディアフィオレンティーナ、サンタクローチェ教会など、ぐるり360度、至近距離で眺められます。
壁には展示物もありますが、この部屋は今の時点では、フィレンツェの眺めを堪能するためにあるようでした。
小1時間ほどの主人とのひと時。
お互いが、父、母、会社員などのたくさんの顔を持ちながら毎日送っていると
二人がスタート地点だったという大切な事実
を、すっかり忘れ、相手のことをなおざりにしがちです。
頭では分かっていても、時間の潮流を必死で泳いでいると、
なぜか一番後回しにしてしまうのです。
強引に予定に組み込むことが、私たちには必要なようでした。
人として成長していくためにも、
お互いの存在に感謝が深まる
こういう時間を、少しずつ増やしていきたいものです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
住所 Via Arte della Lana, angolo via Calzaiuoli
開館時間 教会 10時~17時
美術館 月曜のみ 10時~17時






