私はもともと、かなりの猫背でした。
いわゆる
「ちょっと丸まってる」程度ではなく、
しっかり分かるタイプの猫背。
主人からは、
「独特の猫背やから、
遠くから見てもすぐ見つけられるわ!」
なんて言われるほど。
確かに、写真を見ても、
鏡に映る自分を見ても、
「…猫背やなぁ。」
と思っていました。
だから、
猫背はよくない。
姿勢は正したほうがいい。
そう思って、
背筋を伸ばし、胸を張り、
いわゆる「いい姿勢」を
意識してみたこともありました。
でも、しんどいのです。
長くは続かないし、
気づくと呼吸も浅くなっている。
「いい姿勢って、こんなに頑張らなきゃダメなのかな?」
そんな違和感が、
少しずつ大きくなっていきました。
その後も、BODYセラピストとして
猫背に悩むクライアントさんと関わる中で、
同じような言葉を何度も耳にするようになります。
「いい姿勢って、きついんです。」
「ずっと意識してないとできなくて。」
「頑張らないと保てないです。」
「あぁ、やっぱりそうなんやな。」と。
「いい姿勢=きつい・つらい・頑張るもの」
そう思っている人が、
とても多いことに気づきました。
そこから、私の姿勢の捉え方が
大きく変わっていきます。
人体の基本構造は、
誰もがほぼ共通しています。
でも、
骨格
筋肉の質や量
脂肪のつき方
思考のクセ
性格
生活スタイル
これらは、一人ひとりまったく違う。
全く同じカラダを持つ人は、
いないのです。
そして私は、こう考えるようになりました。
カラダの基本構造 × その人らしさ = 姿勢
世の中で言われている
「正しい姿勢」「いい姿勢」は、
多くの人にとっての平均値。
それは、とても大切な目安です。
でも、
それがそのまま
“自分の正解”になるとは限りません。
無理に型にはめようとすると、
カラダは緊張し、呼吸は浅くなる。
猫背を直そうとしているのに、
どこか不自然で、しんどくなる。
一般的な「いい姿勢」が、
今の自分に合わないこともある。
今、私が「いい姿勢」の基準にしているのは、
とてもシンプル。
・カラダが軽い
・呼吸が自然にできる
・無意識に力が抜けている
「心地よさ」を感じられていること。
見た目が完璧じゃなくても
一般論と違っていても
正解は、
自分のカラダがちゃんと知っている。
私の筋肉は
猫背MAXだった頃のままで
か細いままですし
日々トレーニングをしているわけでもありませんが、、、
それでも、
・軽やかに動ける
・疲れにくい
そんな姿勢を手に入れることができています。
猫背だった私が、
たどり着いた答えは
姿勢は「直す」のではなく、
自分らしさを尊重しながら整える。
「いい姿勢」は、
自分自身のカラダが
「心地いい心地いい」と感じられること。
猫背だった過去の私も、
無理に背筋を伸ばしていた私も、
どちらも間違っていません。
ただ、
「こうあるべき」に
一生懸命合わせようとしていたように思うのです。
今は、
自分のカラダの声を聞きながら
自分らしさを表現できる姿勢が好き。
頑張らなくても、
力を入れなくても、
ちゃんと呼吸ができて、
動きやすいカラダ。
それが、
今の私にとっての「いい姿勢」です。
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