30歳代で 高血圧指摘され 受診し 即 降圧薬を飲むように言われた時は要注意ですよ。 | Drあおあか 医療現場のはじっこから

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医療現場での常識や患者さんが知っておいた方がいい情報を届けます。医療機関は、皆さん全員は利用することと思います。私のブログから情報を得て、上手な医療機関の利用をしていただくことを願っています。

健診で高血圧を指摘され 病院での精査を指示される事は

本当に多いです。

 

この場合 近所の内科クリニックを受診する事が多いと思います。

その際 30歳代以下で安易に血圧の薬を処方された場合は要注意です。

 

血圧患者さんは、クリニックにとってドル箱なので 定期処方を行い

定期的な収入源にしたいため 安易な処方がよくあります。

 

血圧の診断プロセスは 以下のようになります。

 

血圧は、安静でストレスがない状態で測定する必要がまずあります。

その状態での血圧をまず 再検するべきです。これで血圧高くなければ 必ずしも血圧の薬はいりません。

 

次に やはり 安静でストレスない状態でも血圧が高い場合

2次性高血圧の検査を受けるべきです。

 

 30歳代以下の場合は

体のどこかに血圧を上げるようなホルモンが産生されている事が、それなりにあります。また腎臓の動脈が狭くなっている事もあります。

 このようにまず 別の病気があって それが 血圧上昇を引く起こす事もありこれを2次性高血圧といいます。これのチェックをするべきです。

 

 30歳代以下は 2次性高血圧は 意外に多いです。

これは 血圧の薬を開始するまえに 血液検査などで精査した方がいいのです。薬を始めた後は 検査が正確に行えない事もあるからです。

 また2次性高血圧は、血圧のコントロールがつきにくく 脳出血などの合併症も多いです。2次性高血圧は 治療方法も ちょっと変わってきます。

 

このようなプロセスを経て 該当しなければ 本態性高血圧といって

生活習慣病としての高血圧となり 血圧の薬処方です。

 

これをすっとばして いきなり 血圧の薬は危険です。

 

よく いつもは他院にかかっていて 今回だけ薬ほしいと 受診される患者さんで 30~40歳ぐらいなのに 山のようにたくさんの降圧薬を服用している方がいます。おそらくは 一番始めに たいして検査しないで 血圧薬を処方され ドツボに入ってしまった方も結構いると思います。皆さん注意してください。