14、帰り道に悔し涙
私はいつも、 乗り慣れない足の長い人用の自転車にまたがり買い出しに行く。
シェアハウスで貸してくれたこの自転車には荷物用のカゴがなく、バックパックに入りきらないほどの荷物はハンドルにぶら下げるしかない。
両ハンドルに、スーパーマーケットで買い込んだ重たい買い物袋を下げた帰り道のこと。
車通りの少ない、幅の狭い車道を自転車でゆらゆらと横切ろうとした。
と同時に、一台のスポーツカーがフルスロットルでやってきた。
私は錆びついた自転車のブレーキを慌てて握りしめ足先を地上へ伸ばしたが靴底が直ぐには地面を捉えられず、卵やミルク等の詰まった重たく不安定な買い物袋がぶんぶんと左右に振れバランスを崩してしまった。
自転車は前輪が車道にはみ出した格好で傾き、それを片足だけでどうにか不格好に支えながら、ずりずりと後ろへ下がったのだが…
急ブレーキをかけたスポーツカーの運転手のほうを申し訳なく見やると、細面でブリティッシュ系の若い男は、その冷ややかな表情を何ひとつ変えず車を再発進させた。
通り過ぎざまにその男は、ゆっくりとこちらに向かって中指を立てる。
フロントガラス越しに見た男の口元がこういっていた。
" Fu** you "
ー たまご、投げつけてやろうか…
でも、追いかけて来たらどうする?
うん、逃げる
卵もったいないから、やめとこう…
そんな自問自答も虚しく、スポーツカーは悠々と走り去ってしまった。
私は自転車のハンドルをぎゅっと握りなおすと、また、力一杯こぎ始めた。
フルーツもナッツも山積み!楽しすぎる。
量り売りが基本!
つづく
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