クロたんの ひとりごと
お母さんに犬猫病院に連れて行ってもらって,眼の見えない原因を調べてもらったが,脳の病気に間違いないが良く分からないとのことだ。
この日の出来事も忘れて,先輩ネコ達と家の中で遊び色々なことを少しずつ覚えていった。
ネコは皆そうだが、高いところが好きでボクも同じように好きだ。
何せ眼が見えないので,その高いところがどんな場所か感覚的にしか分からないので,コワイとかいう恐怖感は全くないのダ!
家の人はそんなボクの様子を見て,心配しているようだ。
家の2階に居間があるので,階段の真上から落ちれば,その高さではネコのボクであってもタダではすまないと家の人は心配しているのだ。
しかしボクは無頓着だ。
そこでお母さんは考えた。
1番キケンな高さの場所にボクがあがったら,障害物に当たるようにしたり,手すりの隙間から落ちないようにスダレを張り付けてもらったりした。
心配をイロイロ賭け,面倒をかけるボクなのダ。ゴメン!!
驚天動地の出来事
ボクが走り回ることができるといっても,もともと眼がみえないので時々方向を間違えて,壁にぶっつかって痛い思いもした。
そしてある日。
ボクにとってトンデモナイことが起こった。
その日。
ボクが眠っていたとき,突然呼吸が苦しくなり頭の中も真っ白になり,どうしてよいのかわからない状況になった。
何と心臓も止まってしまったのだ!
お母さんが心臓マッサージをしてくれたり,水を飲ませてくれたりしているうちに何とか呼吸が出来るようになった。
しかしそのダメージはなかなか消えなくて,全身から力が抜け冷や汗が出て重い疲労感が残り,動くこすらできないのだ。
ボクには,何がなんだかわけのわからない状況だ。
その日は,エサを食べる気にもならず,ただジッと静かにしているしかなかったのダ。
クロたんのひとりごと
だんだん家の様子も分かり,遊ぶことも覚えてきたボクだが。
ある日”ミーミー”に遊んでもらおうとジャレついたら,いきなり猫パンチを見舞われ面食らった。
あとで分かったことだが,”みーみー”はボクより1年半まえに飼われるようになったようで,ボクが来るまでは家の人から1番可愛がられ大事にされていたようだ。
それで”ミーミー”は家の中では,自分が1番と思っているフシがある。
ボクは”ミーミー”から可愛げのないネコと思われているのかと悩んだこともある。
この家に来て,エサも好きなときに自由に食べられ,静かなところで寝ることもできるようになったので,体力も少しずつついてきた。
家の中も自由に走りまわるこができるようになった。