西暦1000年ころ完成したといわれる「枕草子」。作者は言わずと知れた清さんです。
でも、あなた、何者?
「清家」に嫁いで、自分の宮中の位が少納言というだけで、人物像は私にはケントーもつきません。
ところで、この「清さん」の上司?とゆーのでしょーか?一番上のボスが、上に書きました、中宮・定子様(藤原定子、一条天皇皇后)であります。
この「定子さん」、私が高2の時[昭和48(1973)年]初めて習いましたが、「テイシ」と発音しておりました。
古典担当の教師から、この時代の女性は、、皇后クラスの人物でも名前さえわかっていない場合が多く、字面が分かっていても、発音が不明な場合がほとんどなため、慣例的に「音読みで通す」という申し合わせであります。
いつの日か、この分野の研究が進めば、一人ずつでも、ゆっくりとわかる時代がくると信じております。
みんなは「テイシさん」は仮の名前と割り切ってベンキョーしてください・・・
と説明がありました。
私は、当時、1000年も昔のことが、そう簡単にわかるものなのか?と思っておりましたら・・・
近頃、文徳天皇の御正室、「藤原明子(829-900年)」という方、今までは定石通りの仮の名、「ふじわらのめいし」で呼ばれていましたが、最近の研究で「ふじわらのあきらけいこ」様とお読みすることが判明したとか・・・
関係各位には頭が下がります。
それにしても、こんなに、一人ひとり、読み方が独特であれば、「仮の名前を音読みに統一!!」というのも、とってもよくわかります。
もっと正体不明なのは、作者が、ある父上の子女であることしかわかっていない例などもあり、
・・・蜻蛉日記 作者 菅原孝標の女(すがわら・たかすえのむすめ、孝標さんは菅原道真の5代目子孫)
このころの女流文学、といいますか、男女の差についての研究はまだまだこれからだなー、とおもいますネ。