
こんにちは!
不登校の悩みを親子の信頼関係に導く
不登校カウンセラー
岡田孝子です。
突然ですが、質問です。
「あなたにとって仕事って、なんですか?」
そして、
「働くって、どういうことですか?」
もし子どもから聞かれたら、あなたならなんて答えますか?
先日、中学2年生に向けてキャリア教育をしている友人と
話をしました。
その中で子どもたちに、
「仕事ってなんだろう?」
「働くってどういうことだろう?」
そんな問いかけをしていると言っていました。
私も聞かれ、
私は、「生きていくために、お金を稼ぐこと」って
答えたんです。
だって、生きていくにはお金が必要じゃないですか。
食べるにも、
住むにも、
着るにも、
やっぱりお金は必要です。
だから私は、
「働くって、生きていくために必要なこと」
そんなふうに考えていました。
すると、友人は
こんなふうに話してくれたんです。
「仕事って、人の役に立つことなんだよ」
そして、
「自分が誰かの役に立っていることを実感できること」
なるほどなぁ……。
この言葉が、
私にはすごく印象に残りました。
考えてみたら、どんな仕事も
その先には誰かがいるんですよね。
パンを作る人がいる。
それを運ぶ人がいる。
お店に並べる人がいる。
レジを打つ人がいる。
そして、そのパンを買って
「おいしいなぁ」って食べる人がいる。
一つひとつの仕事の向こう側には
誰かがいる。
私の仕事もそうです。
不登校で悩んでいるお母さんのお話を聞いたり、
ブログを書いたり、イベントを開いたり。
私がしていることの向こう側にも、
受け取ってくれる人がいる。
そう考えたら、
「仕事=お金を稼ぐこと」だけじゃなかったんだなぁ
って、改めて思ったんです。
もちろん、
お金をいただくこともとても大切です。
働いてお金を得ることは、
生活していくために必要なことでもあります。
でも、
「私の仕事は、誰の役に立っているんだろう?」
という視点が加わったら、
同じ仕事でも、
少し見え方が変わってくるのかもしれません。
朝起きて、
「あ〜、今日も仕事か……」
って思う日もある。

疲れて帰ってきて、
「もうイヤ〜」
って思うことだってありますよね。
それが悪いわけじゃない。
でも、「生活のために働かなきゃ」
だけだったところに、
「今日、私がしたことが、誰かの役に立っていたんだ」
というものが一つ加わったら、
少しだけ仕事への気持ちも
変わるかもしれない。
「ありがとう」
と言ってもらえたり、誰かが喜んでくれたり、
直接そんな言葉をもらわなくても、
自分の仕事の先にいる誰かを
想像できるようになったら、
そこに、やりがい
みたいなものも
見えてくるのかもしれません。
そしてね。
それって、子どもにも伝わるんじゃないかなって
思ったんです。
今の子どもたちの中には、
「働きたくない」という子もいます。
そんな言葉を聞くと親としては、
「そんなこと言って、この先どうするの?」
って心配になりますよね。
「働かなきゃ生きていけないよ」
「みんな働いてるんだから」
って言いたくなりません?
でも、その前に、
「どうして働きたくないと思うんだろう?」
って聞いてみてもいいのかもしれません。
もしかしたら、
仕事=つらいもの
仕事=我慢するもの
仕事=嫌でも行かなきゃいけないもの
そんなふうに見えているのかもしれない。
だとしたら、「仕事は楽しいものだよ」
って言葉で教えるより、
私たち大人が、自分の仕事の中にある喜びや、
誰かとのつながりを感じながら働いている姿
を見せることも、一つなのかなと思います。
「今日ね、こんなことがあって嬉しかったんだ」
「お客さんにありがとうって言ってもらったよ」
「私がやったことで助かったって言ってもらえた」
そんな話を食卓でする。
お母さん、なんか楽しそう。
仕事って大変なこともあるけど、
それだけじゃないんだな。
誰かの役に立てるって
ちょっと嬉しいことなのかも。
そんなことが、言葉で教えなくても
子どもに伝わっていくかもしれません。
そして、不登校の子どもを持つと、
「この子は将来、働けるんだろうか」
って不安になることがありますよね。
私も長男が不登校だったとき、
「このまま学校に行かなかったら、
社会に出て働けないんじゃないか」
そんなことを心配していました。
でも、
「働く=決められた場所に行って、
決められた時間働いて、お金をもらうこと」
だけではなく、
「自分にできることで、誰かの役に立つこと」
という見方もある。
そう考えると、働くことの形って、
一つじゃないんですよね。
だからまずは、子どもに「働きなさい」と言う前に、
私たち親自身がちょっと考えてみてもいいのかもしれません。
「私にとって、仕事ってなんだろう?」
「私は何のために働いているんだろう?」
そして、「私の仕事は、誰のどんな役に立っているんだろう?」
「お金のため!」
でも、もちろんいいと思うんです(笑)
そこから、「でも、それだけかな?」
って自分に聞いてみる。
そして、親子関係がよくて、
話せそうなタイミングがあったら、
子どもにも聞いてみてください。
「ねぇ、仕事ってなんだと思う?」
「働くって、どういうことだと思う?」
「働きたくない」って返ってきたら、
すぐに否定せずに、
「そっか。どうしてそう思うの?」
って聞いてみる。
そこから思いがけない
子どもの仕事観や人生観が聞けるかもしれません。
親が答えを教えるのではなく、
「お母さんはね、前はこう思ってたんだけど、
最近ちょっと考えが変わったんだ」
って話してみるのもいいですよね。
そして子どもから、「俺はそう思わない」
なんて言われてもいい
「あなたはそう思うんだね。私はこう思うよ」
そんなふうに、
お互いの考えを話せること。
私は、それも親子の信頼を育てる
一つの時間なんじゃないかなと思います。
さて。
改めて、あなたにも質問です。
そして、
今日、ほんの少しだけ
考えてみませんか?
そして、もしお子さんとも話せそうだったら、
「仕事って、なんだと思う?」
って聞いてみてください。
正解を聞くためではなく、
その子が今、仕事や働くことを
どんなふうに見ているのかを知るために。
どんな答えが返ってくるでしょうね😊
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