かなりご無沙汰です、前回分↓
『天狗にたてつくたちつてと~、はあ~これが1番ウケる~』
ついつい私は大きな1人言を言いながら笑っていた。
『どこが面白いの?』
ふと隣を見ると、知らないコウモリが私に話しかけてきた!
『ヒィッ!』
ついビックリし過ぎて、ショッカーの戦闘員みたいな声が出てしまう!
『え、え、面白く……ないの? だって天狗にたてつくってかなりおかしいじゃん』
ついまた私は笑いながら言っていた。
『別に~』
懐かしのエリカ様かよ!
『……じゃあ、ここで』
私はその微妙なコウモリから、何となく危険を察して離れようとした。
が、
『何であなたさー、逆さにぶら下がらないの? コウモリじゃないの?』
ドキーッ! 凄ー! 見てらっしゃる。
『ねえ、本当にコウモリ?』
ヤバッ! 不信感持たれているし。
『コ、コ、コ、コウモリ……だよぉ!? もちろん!』
思い切りうさんくさくなる私。
『……凄い、人間っぽい』
そのコウモリはなかなか鋭くて。
『アハハハ……そう?』
私は早くも化けの皮が剥がれそうに。
『とにかく私はもうここで~』
なので何とかしてそのコウモリから離れようとするものの……
『どこへ行くの? これからコウモリから人間になる練習があるのに』
えええ~~~!? それはとてもやっちゃあいけないやつじゃん!(帰れなくなっちゃうらしいから)
『あ~~私は遠慮しま~す』
更に逃げようとすると、
『出来ないから逃げるの?』
『いや……そうじゃなくて……』
何だかとんでもなく面倒なやつに話しかけられちゃってるよ! 私、わ~~どうしよ~!
『福原さあ~~ん! どこ行っちゃったの~?』
私は思わず叫ぶ。
あれから福原さんはどうしたんだろう?
どこへ行ったんだろう?
福原さんも捕まったりして、どこかでコウモリの授業を受けているのかな?
『誰? 福原さんって? そういえばあなた何て名前?』
しつこいな~このコウモリ。
『駒田…』
ついつい私は名字を言ってしまい、
『下は?』
わ、わ、わ、誘導されそうになる! ヤバッ。
『さっきから何? そっちこそ名前は?』
『わたしは森野名香(モリノナカ)よ』
まさかのすんなりフルネームで答えてきた。
ん? モリノナカ? 森の中? みたいなってそういうことじゃなくて!
『あっ!』
私は気づく!
『ねえ! 森野名香さんって……紘夜っていうお兄さんいない?』
私はストレートに尋ねてみた!
続き
はじめから

