私は福原さんと離れてしまい、おまけにあるコウモリ男性につかまってしまった!
そのまま、どうしようもなくて一緒のクラスへ行くことになる。
クラスへ入ると、わ~~何だこれ~💦
私はメチャクチャ驚いた!
なぜならこのクラス、机と椅子がな~~い!
その代わり、うんていみたいなのが横一直線にあり、そこへコウモリ達は逆さにぶら下がっていて……!
えええ~~!? てあ、そうだった、私、今はコウモリだった。
テヘペロになる。
だから机も椅子もあるわけがない。
そしてさっき一緒に来たコウモリ男性は、やっぱり先生だった。
ありがちな展開だよね~~。
そして、とうとう授業が始まる。
当然、私も私でぶら下が……らず、うんてい? みたいな上へひょっこり乗っていた。
コウモリ達は逆さま、そして先生までも逆さまで……
『そこ! どうしてぶら下がっていない!』
ギャ~~ッ! やっぱり目立っちゃってるよ~!
『い、いや、落ちたら嫌なので……』
コウモリらしからぬ言い訳をする私。
『……文字が逆さまで読めるのか?』
2段式の黒板がガラガラと……自動的に動いた。
すると、文字がみんな逆さで~~!
だからみんなぶら下がっているんだ!
うわ~! そして、その逆ささまに書かれている言葉はなんと!
アメンボ赤いなあ・い・う・え・お、などの発音の練習なのか、アナウンサー学校の流れみたいに書かれてある。
でも、まともなのは、アメンボ赤いな、あいうえおだけで、次からはかなりな乱れどころに……
次は、
コウモリこもるよ、かきくけこ(えええ~~!? ダジャレ~!)
差し歯を差して、さしすせそ(コウモリに差し歯関係ある!?)
天狗にたてつく、たちつてと(何で天狗!)
何でだろう? 何でだろう? なななな…なにぬねのー♪(テツandトモ!?)
などなど……ふざけてんのかっていうか、むしろ昔のホリケンのアナウンサー学校状態。
『お、君、発音いいな!』
さっそく私はコウモリの先生に誉められた。
もちろん、先生は逆さまで。
『あ、そうですか? ありがとうございます』
私はうんていに乗っかったまま……
初級組はとにかく人間の発音の勉強をすることから始めると。
次は昼間は起きていられるようにする訓練。
コウモリは元々夜行性なので、これがまた大変らしいと知る。
慣れてくると、人間のように夜になったら眠れるように逆転するらしい。
ちなみに夜にはめをはずし過ぎると、反動で一昼夜眠り続けてしまうという……
これでかなり脱落者が出てしまうとか……
大変なんだな~、紘夜がいるコウモリ界って。
あ、それより福原さんはどうしたかな~?
紘夜も一体どこにいるんだろう?
続き
はじめから

