わたしとコウモリ男子の奇妙な日常〈33〉コウモリ初級クラス発音練習 | いろいろしぃーのブログ

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私は福原さんと離れてしまい、おまけにあるコウモリ男性につかまってしまった!


そのまま、どうしようもなくて一緒のクラスへ行くことになる。


クラスへ入ると、わ~~何だこれ~💦


私はメチャクチャ驚いた!


なぜならこのクラス、机と椅子がな~~い!


その代わり、うんていみたいなのが横一直線にあり、そこへコウモリ達は逆さにぶら下がっていて……!


えええ~~!? てあ、そうだった、私、今はコウモリだった。


テヘペロになる。


だから机も椅子もあるわけがない。


そしてさっき一緒に来たコウモリ男性は、やっぱり先生だった。


ありがちな展開だよね~~。



そして、とうとう授業が始まる。


当然、私も私でぶら下が……らず、うんてい? みたいな上へひょっこり乗っていた。



コウモリ達は逆さま、そして先生までも逆さまで……


『そこ! どうしてぶら下がっていない!』


ギャ~~ッ! やっぱり目立っちゃってるよ~!


『い、いや、落ちたら嫌なので……』


コウモリらしからぬ言い訳をする私。


『……文字が逆さまで読めるのか?』


2段式の黒板がガラガラと……自動的に動いた。


すると、文字がみんな逆さで~~!


だからみんなぶら下がっているんだ!


うわ~! そして、その逆ささまに書かれている言葉はなんと!



アメンボ赤いなあ・い・う・え・お、などの発音の練習なのか、アナウンサー学校の流れみたいに書かれてある。


でも、まともなのは、アメンボ赤いな、あいうえおだけで、次からはかなりな乱れどころに……


次は、


コウモリこもるよ、かきくけこ(えええ~~!? ダジャレ~!)


差し歯を差して、さしすせそ(コウモリに差し歯関係ある!?)


天狗にたてつく、たちつてと(何で天狗!)


何でだろう? 何でだろう? なななな…なにぬねのー♪(テツandトモ!?)


などなど……ふざけてんのかっていうか、むしろ昔のホリケンのアナウンサー学校状態。


『お、君、発音いいな!』


さっそく私はコウモリの先生に誉められた。


もちろん、先生は逆さまで。


『あ、そうですか? ありがとうございます』


私はうんていに乗っかったまま……


初級組はとにかく人間の発音の勉強をすることから始めると。


次は昼間は起きていられるようにする訓練。


コウモリは元々夜行性なので、これがまた大変らしいと知る。


慣れてくると、人間のように夜になったら眠れるように逆転するらしい。


ちなみに夜にはめをはずし過ぎると、反動で一昼夜眠り続けてしまうという……


これでかなり脱落者が出てしまうとか……


大変なんだな~、紘夜がいるコウモリ界って。


あ、それより福原さんはどうしたかな~?


紘夜も一体どこにいるんだろう?



続き


はじめから