インフルエンザに感染すると5日間は学校や保育園を休まなければなりません。

 

以前は「治癒証明書」というのをもらいに医療機関を受診せねばならなくて、5日たったから「登園してオッケー」のお墨付きをもらうだけのブーメラン受診が二度手間でめんどくさかった。

 

だって医療機関でインフルと診断されて薬処方されて5日間休むように指示されてるわけで、それでいいじゃん。

 

もちろん何かしら症状が持続していれば再診することも必要でしょうが、単なるお墨付きのダメだけに再受診させるのは、そもそも別の感染症をもらうリスクだってあるわけで、それて国が避けるよう推奨している不要不急な受診の最たるものじゃん。

 

とうわけで最近はブーメラン受診を必要とせず自己申告で登園・登校を判断してよいとする学校が増えてきてます。

 

とても良いことだと思います。

 

ただでさえ発熱患者でごった返している医療機関に、熱が下がって元気な子供を連れていく必要なんてない。

 

 

ところが僕が開業している川崎市ではどうやら来月から、市指定の治癒証明書を必ず医療機関にもらいにいかなければならないルールになるんだそう。。。

 

その理由は「感染流行の把握」とか「蔓延防止のため」などと書かれてますが、、、ブーメラン受診の必須化がそれをかなえると本当に思っているのかね。

 

時代に逆行してどうする。

 

 

「○○様、いつもご利用ありがとうございます」

自分の名前が正しく書かれていて、利用している会社の名前もある。

 

そういうメールが来たら、ちょっと信用してしまいませんか?

 

でも、その情報がどこかから漏れたものだったら??

 

相手は僕のことを知っている会社の人ではなく、僕の情報を手に入れた誰かかもしれない。

 

 

最近、情報漏洩のニュースが相次いでいます。

 

会社の機密を扱う人だけの問題に見えるかもしれませんが、通販で買い物をしたり、ポイントをためたり、子供の習い事に登録(←意外に盲点)したり。

そのたびに、僕らもいろいろな情報を預けています。

 

「主婦だから自分には関係ない」とは言えない話です。

 

さらにAIが進化すれば、だます側も自然な文章を作りやすくなります。

最近の漏洩が全部AIのせいという意味ではないが、「日本語が変だから偽物」と見抜く方法はもはや通用しません。

 

だから怪しいところを見つける能力だけに頼るより、急がされても一度止まって、別の方法で確認するとか。

 

お金の話なら、いつも使っている公式アプリや、前から知っている連絡先で確かめるとか。

 

そういう手順を家族で決めておくことが現実的でしょう。

 

何が漏れたかによって、するべきことも違います。怖がって何も使わなくなるのではなく、必要な対策を知っておく。

 

 

忙しい家庭でまず見直したいことと、漏洩の通知が来たときの対応をまとめました。

これはママだけの宿題ではないので、できれば家族で読んでいただけたらと思います。

 

 

 

 

 

 

秋の花粉、今年は特に多いように感じています。

 

これは僕の印象で、花粉の量が全国的に増えたと確認できたわけではないのですが、秋の花粉症って、意外に侮れないんですよね。

 

花粉症といえば春、スギやヒノキの季節が終われば、ひとまず安心。

そんなふうに思っている方もいるかもしれませんが、秋にはブタクサやヨモギなど、別の植物の花粉が飛びます。

 

春は平気でも、秋になるとつらい人もいます。

 

で、子供の鼻水が続くと「また風邪か」と思いますよね。

 

もちろん、風邪のこともあるしそれが圧倒的に多い。

 

でも、目や鼻をかゆがる、毎年この時期に同じようになる、草の多い場所に行くとくしゃみが増える。

そんな様子があれば、アレルギーも考えます。

 

鼻水の色だけで、風邪か花粉症かを決められるわけでもありません。

 

「鼻水くらい」と思っていても、鼻がつまって眠れなかったり、一日中気になったりしたら、子供だってしんどいでしょう。

 

秋だから軽い、ということはないですし、春じゃないから花粉症ではない、ということもありません。

 

外遊びをやめる必要はなくても、遊ぶ場所や通る道を少し変えることで、花粉との接触を減らせる場合もあります。

 




 

第一三共が公表したデータによると、2025/26シーズンのつまり昨年度のフルミストの調整後有効率は36.7%というものでした。

 

もともと僕が海外から輸入して皆さんに接種していたころは「80%以上の効果」というのがウリでしたから、それに比べるとずいぶん低い結果が出てしまったわけです。

 

不活化の注射ワクチンの有効率は40%程度ですから、どうかすると注射の方が有効性が高い結果。

 

もっかインフルが流行してワクチン接種が行われていますが、今シーズンも同様な結果が出るものと予測されてます。

 

 

もちろんこの結果だけをもってフルミストと注射との比較はできません。

 

実際、日本でのデータは「2~18歳」という限られた対象なので、いやがる子供に無理やり点鼻させて失敗しているケースの比率が多いことが考えられる。

(海外では対象は49歳までで多くの大人が主に接種している)

 

僕の肌感覚からしても、ちゃんと点鼻ができてた10歳以上のお子さんや大人(当院では同意いただいた大人にも接種してます)の場合はそれなりの効果がある印象。

 

 

現在フルミストは入手困難になってて当院もこれ以上の入荷が見込めないので終了する予定ですが、こういう結果をふまえれ来年以降どうしたらよいのかを考えた方がよさそうです。

 

注射が苦手な子にとって、針を刺さない選択肢があることは大切です。

 

でも、接種するときの負担と、どの程度の予防効果を期待できるかは、それぞれ検討が必要だと思います。

 

選んだ親御さんを不安にさせたいわけではありません。
よいところだけでなく、こういう結果も知ったうえで選んでほしいんですね。

 

今回の結果のような数字の意味や、注射との比較で気をつけたいことはをさらに詳しく解説してます。

 

 

 

 

 

当院でもニキビ治療に力を入れてます。

 

治療しててニキビが減って、顔がきれいになってきたら、もう薬は塗らなくてもいいかなと思いますよね。


毎日塗るのも、まあ面倒でしょうし。。。

 

でも、そこで全部やめてしまう前に、ちょっと確認してほしいことがあります。

 

ニキビの薬には、今ある炎症を抑えるためのものと、良い状態を保つために続けるものがある。
同じ「塗り薬」でも、役割が同じとは限らないわけです。

 

僕はベピオゲルをよく処方しますが、炎症が強い場合には抗菌薬の塗り薬も併用します。
そして、良くなったあとに何を続けるかは、その子の肌を見ながら考えます。

 

もうひとつ大事にしているのが洗顔。

 

今日のnoteでは、ベピオと抗菌薬の役割、良くなったあとの治療、そして当院で取り扱っているNOVも含めた洗顔料選びについて書いています。

 




 

今日は少し僕自身の話です。

 

いろいろと生きてきている中で自分についてひとつ、気づきかけていることがあります。


それは、僕は「大切な人を守ること」と「その人の期待に応えること」を、かなり同じものとして考えているってこと。

 

 

僕にとって大切な人ってのは、家族であり友人であり社員であり患者さんでありフォロワーさんんであり、、、

 

大切な人だから守りたいし、期待にも応えたい。


まあ、そう思うこと自体は自然ですよね。

僕も、そこをわざわざ分けて考えてこなかったのだと思います。

 

ただ、このふたつが一緒になっていると、期待に応えられないときに困った事態になる。


相手の望むようにできなかったことが、そのまま「僕はこの人を守れていない」ということになってしまうんじゃないか。

 

そこまで同じにしてしまって、いいんだろうか、と。

 

 

誰かを大切に思っていても、その人の期待に応えられないことだって、あるはず。


できることもあれば、できないこともあるし、相手が望むことと、自分がその人のためになると思うことが違う場合だってあるし。

 

でも、頭ではそう考えられても、自分のことになるとなかなか分けられないんですよね。


期待に応えたいという気持ちが誰よりも強い分、たぶんそれはなおさらなのかもしれません。

 

 

こうやって書いていると、わりと当たり前の話に見えますけども。。。


でもその当たり前が、自分の中ではごちゃごちゃになっていたらしい。

 

 

別に、じゃあこれからは人の期待なんて気にしません、という話ではありません。


大切な人の期待には、やっぱり応えたいですし、その気持ちまで捨てたいわけじゃない。

 

ただ、応えられなかったからといって、その人を大切に思う気持ちまで否定しなくてもいいのではないか。


「期待に応えられたか」だけで、人を守れているかどうかを決めなくてもいいのではないか。


そんなことを、今は考えています。

 

 

・・・じゃあ、大切な人を守るって具体的にどういうことなのか。


そこまで聞かれると、まだうまく言葉にできない。

 

今日は何か結論があって書いているわけではなく、むしろ整理している途中です。
 

大切な人だから守りたい。
でも、その人の期待に全部応えることが、そのまま「守る」になるわけではない。


今は、そんなところにいます。

 




 

ここ数日で立て続けに、自転車で転んだという患者さんの来院がありました。

 

子供が自転車で転んだら、「どこが痛い?」と聞いて、膝や手のひらの傷を確認する。
血が出ていれば、どうしてもそちらに目が向きますよね。

 

でも「すりむいただけで済んでよかった」と思う前に、もう一つ聞いてほしいことがあります。

 

それは

「何が、どこに当たったか」

です。

 

ちょうど先週のことですが、国民生活センターが自転車などのハンドルで子供がお腹をけがする事故について注意を呼びかけました。

 

同じ「転んだ」でも、手をついたのか、ハンドルの上にお腹から乗り上げたのかでは、気になるところが違うわけです。


お腹を強く打ったときは、傷が目立たなくても速やかに受診したほうがよろしい。

特に、激しい腹痛で苦しんでいる、顔色が明らかに悪い、反応がおかしいときは救急車も検討したほうがよいでしょう。

 

もちろん、子供が転ぶたびに大騒ぎしろという話ではありません。


子供にとって何でも危ないから禁止にするより、どこに気をつければいいかを知っておくことが重要なんじゃないかなとも思ってます。

 





 




朝の番組でとりあげていただきました。。




「今日は注射だよ」と先に言ったら、病院に行く前から嫌がるかもしれない。
だったら、着いてから言えばいいか、、、と考えたくなる気持ちは分かります。

 

大人が検査や治療を受ける時には、何のために、何をするのか説明を聞きますよね。


ところが子供の場合、親には説明してあっても、肝心の本人には何も伝わっていなかったりする。

 

「まだ小さいから分からない」
「話すとかえって怖がるから」

 

でも、本当にそうなのかな?

 

もちろん、説明すれば泣かずに受けてくれる、なんて簡単な話ではありません。


それなら、泣くかもしれないと分かっていても説明するのは何のためなのか。

 

成育医療センターから子供に治療のことを伝える絵本が出てる、っていうニュースをきっかけに改めて考えてみました。


予防接種や採血など、普段の小児科でも考えておきたい話です。

 

 

これは親御さんに「ちゃんと説明してきてね」と言いたいわけじゃないですよ。


むしろ、僕ら医療者が省略してしまっていないか、という話でもあります。





 

 

僕がたまにお手伝いに行くバイト先。

(この年齢でまだバイトしているのだ)

 

そこは巨大ショッピングモールの中に併設された医療機関なのですが、最近こういう業態増えましたよね。

 

モール内なら宣伝することなく多くの患者さんをゲットできる。

買い物がてら気軽に受診できるから便利だし。

 

よく考えたもんだと思います。

 

 

さて、インフルエンザが流行してて小児科にも多数の熱の子供が駆け込んできます。

 

というわけでインフルエンザの検査をば、、、

 

前にも言ったけど僕は検査では痛みなく上手にできるスキルを有しているわけですが、どうしても先入観で怖がって泣いてしまうお子さんはいるもの。

 

で陽性とでてお薬出しますね、と。

 

すると親御さんがお子さんに

「ああ~よく頑張ったねえ、ご褒美にこれからマック行こうね」

と。

 

おいおいインフルなんだからすぐに帰ってくれ、と。

 

 

 

巨大モールなのでマックもあるしスタバもあるしくら寿司もある。

 

痛い思いして検査頑張ったご褒美にマックって。。。インフルなのに。

 

なるほど、こうやってインフル患者がモール内を闊歩してウィルスをバラまく、そして感染した患者さんがまた医療機関に駆け込んでくるという、、、

 

よく考えたもんだと思います。

 

 




 

もう一度フルマラソンを完走したい。

 

50歳になる前に達成しておきたい。。

 

そう願って夏からコツコツ練習を積んでいましたが、3週間前ついに膝を壊してしまい今現在まだ痛みが続いています。

 

整形外科に見ていただいたところ「がそく炎」という膝の内側に起こる炎症らしく、半月板損傷などの重症なケガではないものの3週間たった今でも歩くのがしんどいほど。

 

走るのなんてもってのほか、、、

 

 

 

 

 

実は11月に、以前アクエリアスで出場させていただいたことのある「将門ハーフマラソン」にエントリーしてました。

 

50歳になる前に、さすがにフルマラソンは厳しくせめてハーフを完走しようと、懐かしいレースにエントリーしてたわけです。

 

ちなみにその時の模様はコチラから。

 

 

でもそれも歩くのもままならない以上、断念です。。。

 

悔しい。

 

 

50歳を前に何か1個成功体験を積みたかったけど、、、まあ人生そういうもんかね。