<言語習得のプロセスや研究>を10年前にまとめていたのですが

 

最近、エスモーズ理論がさらに進化していっているということで

また別の視点からその体験を見直すのも面白いかなと思い、当時のブログから再掲して連載しています。

 

 

桑田和子のやりすぎ人生・番外編ということで、10年前にタイムスリップしたつもりでお楽しみください。

 

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参考記事

 クリック 目次【桑田和子のやりすぎ人生】

 クリック 螺旋状に進む <<<最近の振り返り

 クリック 第5章 カルチャーショックのウルルン時代 <<<言語研究の時代

 

 

桑田和子のやりすぎ人生・番外編

1. ことばがわかるって?

2. 「おやすみ」の意味

3. 言語には固有の波がある

4. 大波から細部の音へ

5. 人の体験を取り込む

6.単なる真似ではない

7. メロディに歌詞を乗せる

8. 全体の中に部分の組み合わせがある

9. 音があるから読める

10. 文字も全体像からとらえる

 

 

*団体や個人が特定される点を修正する以外は、ほぼ当時のレポのまま掲載します。

 

第6回 言語観の転換(前編)

ターケーホー! 

 

前回は、音だけでなく、文字も輪郭(大波)から捉えている という話をしました。

さて、今回からはいよいよ人と人との関係性に焦点を当てていきます。

 

うまくまとまるか、ちょっとドキドキだけど挑戦してみます!

今回のテーマは「言語観の転換」です。

 

 

ここでは

「人間が自然にことばを習得する(見つける)環境とは何だろう?」

っていうことを、いつも模索しながら「ことばと人間」についての壮大な実験と研究をしてるって、私は考えてるのね。

 

 

まぁこう言うとカッコいいけど、やっているのは専門家じゃなくって素人の集団。

 

そしてもちろん先駆者はいない未開の地なわけですよ。

 

頼りになるのは、自分自身の感覚と一人一人の体験の中にある事実だけ。でしょ?

でも、きっとそこに自然が答えてくれた真実があるんだよね。

 

 

私は疑り深いので、講演を聞いて成程と思ったものの、正直CDに入ってるだけのことばと週1回の集まりで大人が話せるようになるとは信じられなかった。

 

だけど、自然習得のプロセスは納得がいくものだったから、どこまでいけるのか自分の身体で実験してみよう!っていう感じだったなぁ。

 

私が多言語活動をスタートした17年前っていうのは、ちょうど「ことばを歌う」ということが全国的に始まって間もなくだったらしい。(というのは、後から知ったことだけど)

 

ことば(外国語)を意味を考えずに、メロディとリズムで大まかから歌のように真似する なんてそれまでしたことがなかったよ、もちろん。

 

でも、やってみると気楽だし、楽しい。

外国語を理解したり、覚えるのは難しくても、ただ真似するだけなら(それもちゃんと言えなくてもいい!!)、簡単だった。

 

特に韓国への初ホームステイを決心してからは、韓国語を聞くのが面白くて、どんどん真似できるようになり、出発の頃には物語CDの前半はかなり真似できたし、後半も大波でならって感じだった。

(今ではとてもあんなふうに毎週新しいところ真似できていかないけど 涙)

 

 

そうそう、ホームステイに行こうって思ったのは、ワークショップで見た人たちがどうも

ことばを真似する → ホームステイに行く → 話せる

という構図に見えたのね。

 

この ホームステイに行く っていうブラックボックスを通ると、話せるようになるらしいぞ。

 

それならば

ぜひともそのブラックボックスの中を自分自身の目で覗いてみなきゃ!ってことで決心したの。

 

 

で、韓国語、真似しましたね~。

 

もうガンガン聞いて、真似して。

 

韓国人留学生に聞いてもらったら、

「ちょっとはっきりしないところもありますが、ほとんどわかります。きれいなソウルの発音ですね。」

と言ってくれて、すっかり有頂天。

 

音の準備はバッチリ!

 

 

だから向こうに行ったら、魔法のように韓国語がわかって話せるようになる!

って思ってたよ、何の疑いもなく。(なんてイタイケな私)

 

 

ところが そうはいかなかった。

 

行ってみたらホントにわからない。

こんなにわからない世界があるのか ってくらいわからない。

 

もちろん、現地でみんながよく使ってたフレーズは覚えて自分も使ってたけど、ちょっとしたことさえ質問できない。

 

例えば「明日どこに行くの?」っていうようなこと。

 

「<明日>は、CDのあそこにあったなぁ。」

「<どこに行く>は、あの場面にあるよなぁ。」

って思うんだけど、探してるうちにタイミングをはずしちゃうし、全然ダメ。

 

あんなに聞いて、真似していた韓国語は一体どうなってるの~!

 

って叫びたいくらいだった。

大体、物語のセリフとピッタリの場面なんてそうそうないしね。

 

 

ホスト家族とは何とか心の交流はできたけど、韓国語の方はさっぱりで、

ブラックボックスを通って出てきた私は

「自分にはやっぱり語学の才能はないんだな」って思ってた。

 

 

ところがそれから数ヵ月後、私は突然、韓国語が話せるようになってしまった。

日本にいながら勝手に。

 

 

 

この初ホームステイの時のことは、こちらにも書いています。

 

 クリック 号泣した韓国・初海外

 

 

 

この時の「わからない」という経験が

留学に行く高校生たちのサポートをするときに役に立ちました。

 

 

(続く)

 

 

 

 

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