市立病院から救急車で1時間、高速道路に乗って大学病院へ行くことになった。
点滴をしながらの救急車には、市立病院の救急の医師が付き添ってくれて、安心この上なかった。
娘は、眠り薬を飲まされたからか、救急車の間ずっと眠っているようだった。
ずっと苦しんで眠れなかったから良かった。
医師に言われた「数時間で元に戻る」タイムリミットがもう切れようとしていた。
今ぐっすり眠れてるから、目を覚ましたらきっと元に戻る。
(
大学病院に着いてからも記憶が曖昧なんだけど)
13時頃、大学病院へ着いた。
目を覚ました娘は何も変わらなかった。
というより、寝込んで苦しむ姿は無くなって、ポカンとした顔になった。目が合わず意思疎通が取れない。目の焦点も合っていない。
それが本当に違和感。明らかにおかしかった。
大学病院の救急室のベッドに座り込んで、辺りを見回すように顔を回して、
娘
「三男〜、三男〜」
辺りを見回しながら弟の名前を呼んで、探しているような素振りをした!
私
「娘ちゃん!娘ちゃん!お母さんやで!娘ちゃん!わかる?」
娘の肩をつかんで、大きな声で娘に話かける。
娘
「三男〜」
話しかけても、私に気がつかないように、表情も変えず周りを見回して三男を探している。
私
「娘ちゃん!娘ちゃん⁈」
娘の反応は無い。
そのうちに急に立ち上がったり、膝立ちで前に進んだり、急に動き出して不穏が強い。
点滴をしていて、立ち上がったり動き出して危ないので、私と先生で押さえつけたら、
「三男ー、やめてー。三男やめてー」
と、三男に押さえつけられてると思ってるようだった。目が開いているのに、私と認識しない。目も合わないし、どこを見ているのかもわからない。
私
「三男じゃないよ、立たないで」
などなど話しかけても反応は無く立ちあがろうとして、娘はなかなかの力だった。
医師からは、脳炎脳症の疑いがあるとのことで、原因を突き詰めるべくMRIや脳波、髄膜炎など、各検査をすると言われた。昨夜から嘔吐をしていたので、胃腸の風邪が原因の可能性もあると言われた。
嘔吐はクラゲの毒で具合悪くなったから吐いたんだけどなぁ、、
ここでもクラゲは関係無さそうな見解だったけど、私があまりに「クラゲクラゲ」と言うからか、🧑⚕️「クラゲが原因にあるかもしれないし無いかもしれない」という返答で、
別の原因を探そうとしているようだった。
主治医となったのは若い先生で、娘の前でMRI検査の予約の電話をしてくれた。
主治医🧑⚕️「M R Iの予約を取りたいんです。今日はいっぱいですかー。。緊急性ですか?緊急性は……」
ポカンとした顔で座っている娘を見ている。
主治医🧑⚕️「緊急性はなさそうです
」
おいどこがやねん怒、と思った瞬間
「緊急です!!!!!」
とその場を仕切っていたベテラン風の救急医が、大きな声が遮ってくれた。
主治医🧑⚕️「緊急みたいです
お願いします」
ベテラン医師ナイス![]()
小児科と神経内科の先生も担当についてくれて、何人もの先生が集まって原因を究明しようとしてくれて、何回もいろんな先生から風邪をひいてなかったか、周りで風邪など流行っていなかったか、下痢はしていなかったか詳しく聞かれた。
…そんな記憶は無い。
娘は私よりずいぶんしっかりしているから、娘に聞きたい。
下痢してた?風邪の症状もなかったよね、周りにもいなかったよね???
娘ちゃん、お母さん何もわからないよ。教えてよ。ごめんね
大学病院に着いたら治ると思ってたのに。
タイムミリットの数時間が過ぎてしまった。
クラゲに刺されてからおかしくなったのに、医師の誰も信じてくれない。
医師の言う通り、別の怖い病気が隠されていたのかな。。
涙が止まらなくて、
看護師さん達が「お母さん大丈夫ですか」とだいぶ心配してくれた。
そこで、最近の北陸のひとたちは、「八月になったらクラゲがでる」と言われていることを教えてもらった。
半袖で半ズボンの水着で遊んでいたことを悔やんでいると、現地の人たちも、半袖半ズボンで遊んでるって言ってもらえた。。
