「誰かの役に立ちたい」
「困っている人を助けたい」
「家族を幸せにしたい」
そう思うことは、
とても素敵なことです。
そんなとき、
やさしい人ほど、
自分のことを後回しにしがちです。
家族のために我慢する。
子どものために無理をする。
困っている人がいたら、
自分が疲れていても助けようとする。
そんな状態が続くと、
いつの間にか心の余裕がなくなってしまいます。
すると、
「何とかしてあげなければ」と
相手を変えようとし頑張るようになることがあります。
「こうしたほうがいいよ」
「もっと頑張ったほうがいいよ」
「そんなことで悩んじゃダメ」
そうすると
相手を助けたい気持ちから出た言葉でも、
相手にとっては苦しく感じることがあります。
人を支えるために大切なのは、
相手を自分の思い通りに変えることではありません。
「この人なら大丈夫」と信じて、
見守ることです。
そのためには、
まず自分自身が満たされていることが大切です。
疲れたら休む。
好きなことをする。
自分のために時間やお金を使う。
嫌なことを無理に引き受けない。
こうやって自分を大切にすると、
少しずつ心に余裕が生まれます。
コップに水が入っていなければ、
人に分けてあげることはできません。
まず自分のコップを満たす。
そして、
そこからあふれたものを周りの人に分けていく。
自分を満たすことは、
わがままではありません。
自分を大切にするからこそ、
相手のことも信じて大切にできるのです。
「人を救わなければ」と頑張りすぎている人は、
まず自分にやさしくしてあげてください。
誰かを幸せにする前に、
まず自分を幸せにする。
それが、
結果的に大切な人を支える力にもなるのです。



