「どうして、うちの子はできないんだろう?」
子育てをしていると、
そんな風に思うことがよくある
という方は多いのではないでしょうか。
同じ年齢の子ができていることを、
自分の子ができていない。
すると、
「もっと頑張らせないと」
「ちゃんとできるようにしないと」
と思うようになります。
そんな時、少し考えてみてください。
本当に困っているのは、
「子どもができないこと」なのでしょうか?
それとも、
「ほかの子はできているのに、うちの子はできない」
という比較なのではないでしょうか。
実は、子育ての悩みの中には、
「劣等感」から生まれているものが少なくありません。
周りの子と比べて、
「うちの子は遅れている」
「私の育て方が悪いのかな」
「ちゃんと育てられていないと思われるかも」
そんな気持ちになると、
子どもの行動が必要以上に気になりがちです。
そして、
「ちゃんとさせなきゃ」
と頑張るほど、
親も子どもも苦しくなってしまいます。
そんなときに大切なのが、
「この子は、この子のペースでいい」
と思えること。
そして、
「私も完璧な親じゃなくていい」
と、自分にも許可を出すことです。
子どもができないことがあってもいい。
ほかの子と違っていてもいい。
親だって、困ったときには誰かに頼っていい。
人に助けを求めることは、
弱いことではありません。
むしろ、
「一人で全部やらなくてもいい」
と思えることは、
子育てを楽にする大きな力になります。
親が周りとの比較から少し離れて、
「私は私でいい」
と思えるようになると、
子どものことも、
今までとは違った目で見られるようになります。
「どうしてできないの?」
ではなく、
「この子は、どうしたら安心してできるかな?」
と考えられるようになるからです。
子育ての悩みを減らすために、
まず子どもを変えようとしなくてもいい。
もしかすると最初に必要なのは、
親自身が抱えている劣等感を手放して、
「私も、この子も、そのままでいい」
と認めてあげることなのかもしれません。
子育ては、
完璧にすることではありません。
親も子どもも、
少しずつ自分らしくなって
自分が幸せを感じる
生き方ができればいいのです。


