本日2度目の投稿です。
雨の境内では、黄色い彼岸花とも呼ばれる『鍾馗水仙(ショウキスイセン)』が咲き始めています。

波打つ花姿を、鍾馗さまの髭に例えてその名が付いたと言われています。
鍾馗神は、一説には唐の玄宗皇帝がマラリアに感染した時、夢に大鬼が現れ、悪さをしている小鬼(疫鬼)を食べて退治したので、その名を聞いたところ『鍾馗』と答えたそうです。
夢から覚めた玄宗皇帝は、不思議と熱も下がり回復したので、鍾馗の姿を描かせ、魔除けや疫病除けの神さまとして祀るようになったのだそうです。

日本では、室町時代ごろから邪気除け、疫病除けの神さまとして祀られ、とくに疱瘡(ほうそう)除けには顔を赤く塗った鍾馗神が祈られていたそうです。
また、清瀧寺の鍾馗図のように、ぎゅっと着物を握りしめた姿の絵は『大津絵型の鍾馗図』で、とくに疫病退散の霊験が強いと伝わります。