先日、夜に車を
運転していたら
途中で濃霧に
巻き込まれてしまいまして。
山道だったんですけど
霧は明かりを反射するので
ライトをハイビームから
ロービームにして
それでも自分の車の
鼻面から1メートル先が
もう見えない。
でも逆に申せば
1メートルは見えるのと
道の形状をある程度
覚えている場所だったので
徐行運転で移動しておりました。
そんな私の後ろには
もう1台車が続いておりまして、
で、この車が
割と近くに寄って来る。
煽り運転ではなく・・・
私もわかるんです、
ここまで霧が出ちゃうと
車列の先頭で目を凝らして
ヨタヨタ走るよりも
他の車の後ろについて
同じ動きをなぞったほうが
はるかに楽だしある意味安全。
しかし・・・
しかし霧の夜道の車2台、
これはちょっと
フェアではない気がする・・・!
と、私は勝手知ったる田舎道の
路肩の空き地に車を停め
ハザードを焚き「さあ
追い越してください」の合図。
私の右横を抜いて行った
件の車の後方に今度は自分が
位置取りさせていただきました。
助け合いの精神です
・・・というか私は
案外狭量なんだな、と。
霧の日に知る己の性格。
さてそんなこんなで
夜霧の中を帰宅して
「『夜霧よ今夜も
ありがとう』と船乗りが
霧に感謝するとは
不可思議千万」みたいなことを
言って寝て朝起きると
なおも外は真っ白で。
しかし犬には
そんなことなど関係ない。
身支度をして朝の散歩へ。
ここ数日何やら
工事をしていたため
使っていなかった
森林内の散策路がありまして、
この日は特に機械の音も
しなかったため
久々にそちらに足を向け、
いつもの池を過ぎ・・・
資材置き場を過ぎ・・・
柵を過ぎ・・・たところで
突然今まで見たことのない
左折路が出現しました。
その時私はまず
自分の後ろを振り返り、
帰り道があることを
確認しました。
・・・なんかほら・・・
いわゆる『怪異』に
巻き込まれちゃったかなって・・・
で、自分の『帰り道』が
まだ確かにそこに存在することを
見極めてから私は左折路に入り
「・・・あ、この左折路を
作るために工事をしていたのか」と
納得すると同時に、自分の中に
「霧の日は気をつけないと
悪い何かに化かされる」みたいな
意識が存在したことに驚きました。
世は令和、私は
科学の時代の子であるのに!
・・・でも霧に紛れて
キツネとかアナグマに
騙されたら嫌じゃないですか。
私は迷信深いのでしょうか。
霧の日に知った
新しい自分でございます。
すごく自然に後ろを振り返って
「あ、今来た道がまだ見える、
ならこれは大丈夫」って
思った自分が面白かったのです
現代人ぶっているけれども
根底の部分は大正時代・・・
いや、明治を飛び越えて
江戸時代の人といっても
通用する仕草だな、と
まあ私は英国で一度
こともありますし
気をつけたいとは思います
私の行動の意味が
いまひとつ
よくわからないアナタも
実は案外迷信深いあなたも
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