私と愛犬アーシー

(黄色大犬)の

お散歩仲間であるところの

毒舌奥様(正確には

元・毒舌奥様)と

元牧羊犬ちゃん(実は今も

時々牧羊犬として

働いているらしいです)。

 

森の散歩道を私と奥様が

お喋りしながら歩いている

その前を犬2匹はそれぞれ

勝手に歩いている感じで

・・・つまり歩きながら

2匹がじゃれ合ったり

同じ対象に興味を向けたりは

基本的にしない。

 

それでも近頃はたまに

犬たちが肩を並べて

歩いていることもあり、

まあこの2匹、仲は

悪くはないんだろうな、

みたいな感じです。

 

そんな感じで道を歩いていて、

向こうのほうから他の人や

犬が近づいてくる気配があると

2匹はちょっと足を止め、

われらがアーシー

(社交好き)が躍るように

相手に近づいていくのに対し

牧羊犬ちゃんはさりげなく

歩く速度を緩めて後方に下がる。

 

そしてアーシーが先方と

挨拶などを交わし

(犬とは鼻を鳴らしあい

人には撫でて褒めてもらい)

そこに問題がないことを

確認すると、牧羊犬ちゃんは

涼しい顔をしてそこに向かう。

 

まあそこで相手の犬が

アーシーにやったのと同じように

友好の証として尻尾を振りながら

牧羊犬ちゃんに近づこうとすると

牧羊犬ちゃんは険しい顔をして

「アンタ何!馴れ馴れしい!」と

拒絶の声を

発することが多いのですが・・・

 

嘘か本当かはわかりませんが、

私とアーシーが同伴していない時、

牧羊犬ちゃんは

こうではないのだそうです。

 

牧羊犬ちゃんと毒舌夫人が

ふたりで道を歩いている時に

向こうから犬がやってくると

牧羊犬ちゃんは首の毛を逆立て

毒舌夫人の足元に近寄り、

場合によってはそのまま

足の後ろに隠れようと

してしまうのだろうです。

 

(牧羊犬ちゃんが

そのような態度を

他の犬に取る理由は

過去の記事をご覧ください

 

「アーシーとの散歩で

何が一番いいって、

うちの犬は

アーシーと一緒だと

他の犬に対して必要以上に

警戒しないで歩けるのよ。

向こうから来る犬が

いい犬か嫌な犬か、

アーシーが先に近寄って

確かめてくれるから。

安全確認の責任を

負わないでいい、

そこはアーシーに

任せておけるって、

言い換えればうちの子は

その点アーシーを

信頼しているのよね。

だからアーシーと

散歩している時は本当に

肩の力が抜けている感じ」

 

先日は道の向こうから

スパニエル犬を連れた

お嬢さんが歩いてきて、

アーシーがいつものように

「こーんにちは!私は

アーシー!あなたとは

はじめましての間柄よね?」と

ぶんぶん尻尾を振りながら

相手の犬と挨拶をしていると、

なんと牧羊犬ちゃんも

どうした気まぐれか

高く尾をあげて振りながら

スパニエルに近づき挨拶をして、

これには毒舌夫人が驚いて

「・・・まあびっくり。

うちの子、基本的に

スパニエルは苦手なのに」

 

飼い主さんに聞いたところ

こちらのスパニエルは

見た目は若々しいものの

実は結構お年を召した

おじいさん犬であったらしく、

まあその枯れ具合が

牧羊犬ちゃんには

よかったのかもしれません。

 

ただアーシーが牧羊犬ちゃんに

よい影響ばかりを

与えているのかというと

何事にも一長一短はあり、

牧羊犬ちゃんは以前は

本当に誇り高かったというか

「わたくし、プライベートの

お散歩では人間用の道しか

歩きたくありませんの」みたいに

ある程度踏み固められた

散策路から外れず歩いていたのが

最近は野生児アーシーの

ジグザグ走行(散策路を

中心線としながら

まんべんなくそこらじゅうを

駆け回りつつ前進していく)に

何かを学んでしまったのか

「最近のうちの子、

ドブっていうか道の横の

排水路の中を歩くように

なっちゃったんですけど」

 

「ああ、それは・・・

犬にとっては色々と

面白いニオイのする

場所でしょうからねえ」

 

「アーシーと出会う前は

絶対にそんなことは

しない犬だったんですけど」

 

あと牧羊犬ちゃんは近頃

水泳にも興味を

持ち始めちゃったらしくて・・・

 

この間までは水場でグイグイと

泳ぐアーシーを見て

 

 

「うわっこの犬どうかしてる」

みたいな眼差しをしていたのが

最近はお腹のあたりまで

水に浸かるようになり・・・

 

最近はふと気が付くと

アーシーが散策路を

牧羊犬ちゃんがドブ道を

それぞれ機嫌よく歩き、

水場にたどり着くと

牧羊犬ちゃんがまず

ざんぶと水に飛び込み

それを見てアーシーが

びっくりしているような

こともあるのです。

 

不思議な関係でございます。

 

 

思い返せばアーシーは

某仔犬に暑苦しく

愛情を向けられた時に

「ああ、距離感を保った

関係って最高」と

牧羊犬ちゃんとの

おつきあいを

見詰め直す機会を

得たように感じます

 

ベタベタ接触過剰な

関係も悪くないですけど

淡き水のごとき交際も

またいいものですよね

 

愛情過多気味なアナタも

近頃ドライすぎる

懸念のあるあなたも

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