天候・時間に関係なく

日々母(イメージ武将:

豊臣秀吉)の車椅子を

押して歩くことに

余念のない

一時帰国中の私ですが

この話を聞いて

喜んでいるのが

わが夫(英国人)

(スコットランドで留守番中)。

 

「いいことですよ!

とてもいいことですよ!」

 

「まあな。でも夜の散歩

止めることにしたよ、

足元もよく見えないしな」

 

「それはそうかもしれませんね」

 

「あと昼の散歩もな、車椅子で

冬にお出かけ2時間は

長すぎないかとも思ってな」

 

「そんなことないですよ!

家でじっとしているより

変わる風景を眺めたほうが

絶対に面白いと思いますし!」

 

「それはそうなんだけどな、

私は椅子を押して運動になるけど

母は座っていて動かないから

冷えちゃうんじゃないかと

そこがちょっと心配でな」

 

「防寒をしっかりすれば

大丈夫ですよ!」

 

「そうかな。まあ母は

喜んでくれているしな」

 

「そうですよ!ただ

君の腰は大丈夫なんですか?

当初ちょっと

傷めていたじゃないですか」

 

「それは大丈夫だ。

今回はしっかり腹筋で腰を

守ることが出来たと思う」

 

「素晴らしいですよ、

車椅子によってお母様を

喜ばせるだけでなく

筋力まで再建させて・・・

素晴らしいです、本当に

君はいいことをしています」

 

「そ、そうかな」

 

「そうです!スコットランドに

戻って来てからも、ちゃんと

その筋力は維持するべきですよ、

君は夏前にまた

日本に行くでしょう?

その時に問題なく

お母さまの車椅子を

押してあげられるように

君は筋力維持に全力で

努めなくてはなりません!」

 

「・・・次のことまで

考えてくれているのか、

君は本当に夫として・・・」

 

「僕は考えたんですけど

車椅子を押すための筋肉を

鍛えるのにちょうどいいのは

芝刈り機を押すことだと

思うんですよね」

 

 

 

「・・・ちょっと待て」

 

「そうですよ、かさのある

重量物を自分の前に置き、

押す。方向転換させたり

傾斜に合わせて

バランスを取ったり。

うん、間違いありません、

君に必要なのは芝刈りです」

 

実はわたくし、

前回の開腹手術以来、

芝刈り機とは

距離を取って

生きておりまして・・・

 

なし崩し的に芝刈りを

『夫の仕事』にすることに

成功していたというか・・・

 

様々な思惑が錯綜する

親孝行と園芸の現場です。

 

 

芝刈りも

嫌いじゃないんですけど

 

嫌いじゃないんですけどおー

 

・・・お帰りの前に

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