『置かれた場所で咲きなさい』

という言葉がございます。

 

 

 

 

それはそれで美しく潔い

人生の見据え方ではあると思います。

 

某赤松啓介先生なら

「そーいうんは力なき庶民に

『今の環境で満足せい、高望みすんな』と

言っているのと同じや!」と

激怒するかな、とも思うんですけど。

 

 

 

この本に載っている

『もぐらの嫁さがし』考は

一読の価値アリですぞ、

赤松先生に

同意する・しないはともかく

 

私はそこまでのことが言いたいのではなく、

ただ今回単純に指摘したいのは、

どれだけ頑張っても死力を尽くしても

場所が悪けりゃ

花は咲かないものだよね、という。

 

比喩でも嫌味でも何でもなく

植物として無理なものは無理

という環境は存在する、というのが

園芸歴5年未満の

ガーデニング初心者の悟りです。

 

水と日当たりとあと

土との相性って大切ですよね。

 

そんなわけで皆様覚えておいででしょうか

わが前庭に2年の間まったく花をつけず

ただ身の丈と幅ばかりが増えていく

邪魔なバラが存在したのを・・・!

 

あれは2016年の年末

(もう2017年に入っていたかも)、

業を煮やした私はとうとう断を下し、

夫(英国人)の手を借りて

あのデクノボウを土から掘り返して

敷地の隅っこに植え替えたのです。

 

そこで好き放題巨大化するもよし、

枯れるなら素直に枯れてもよし、と。

 

その結果、新天地でもこのバラは

わさわさと葉を茂らせまして

しかし去年もやはり花はつくことはなく

「この子はもう新種の『葉バラ』みたいな感じに

その緑の風情を楽しむ木と考えるべきか」

みたいなことを言っていたのでございますが、

今年に入って咲きましたよ。

 

 

これはもう盛りを過ぎた時の写真なんですけど

(だからその盛りの写真を撮っておけ、と)

一時はもう緑の小山に白い花が

わっとあふれるように咲いておりましたよ。

 

 

そんなわけで皆様、

置かれた場所で咲けない時は

さっさと場所替えを目指すのもアリですよ、と。

 

バラというか植物は人間がその問題に気が付いて

植え替えをしてあげなくちゃ駄目なわけですけど

自分で判断して自分の意志で新しい場所に

移動できるのが我々動物の強みというもの。

 

このバラの『前の居場所』だって

それほど悪い環境じゃなかったんですよ、

水はけも良かったし日当たりも悪くなかったし、

他の木ともそれなりに離れてはいたし。

 

傍から見ている分には何も問題はなく、

でもバラには何かが決定的に良くなかった。

 

この春、花の開く前、枝のあちこちに

蕾が膨らんでいた頃、

このバラはアブラムシにたかられまくり

(今まではそんなことはなかった)

(アブラムシにさえ見放される

状態であったということなのかも)

近くで見ると割と大変な有様だったのですが、

でもバラ自身はそうやって久々に

『虫にまとわりつかれる』ことを

喜んでいるような風情さえありました。

 

 

あの時駄目元でこのバラを

移植しておいて本当に良かったと思います。

 

置かれた場所で咲くのも勇気なら

場所を替えるのもまた勇気。

 

ふとそんなことを思わせてくれた

花の佇まいであったのでございます。

 

 

あらっ

 

今日の私、何か説教くさい?

 

なんか特に動機もないままに

こんな内容の記事になってしまいました

 

この北国ひきこもり、暑苦しい最中に

また余計に暑苦しい真似をしやがって

の1クリックを

人気ブログランキングへ