聖火リレーに関する報道を見ていて

なんとなく気になった点


ランナー役を務めた

芸能人のコニー・ハク氏は

「(青服中国聖火防衛団に)

『走れ』とか『停まれ』とか

怒鳴られながら命令された」ことに

たいそうご立腹なわけですが(前述 )、

そりゃ私もハク氏の立場なら

相当腹を立てたと思いますが、

そして英国世論もこの話を聞いて

「お前、うちのランナーは犬じゃねえんだ」

という感じで静かに青服男児たちへの

苛立ちを募らせているのだと

私は推察するのですが、

なんと申しましょうか、

私は別に青服男たちの肩を持つわけではない、

わけではないのですが、

これって日本人もよくやりがちな

例の英語上の失言の一環なのでは?

との印象も抱いているのです。


その日本人もやりがちな

英語上の失言とは、すなわち

「プリーズ(Please)」の言い忘れ。


私も気をつけてはいるのですが

時々やってしまうんですよ・・・


どういうことかと具体例を挙げますと

たとえば海外旅行、

国際線の機内で乗務員に英語で

「お肉とお魚、どちらにしますか?」

と尋ねられますよね。

「あー、フィッシュ」

と答えてそのあとに

「プリーズ」

をつけない日本人がいかに多いことか!


私もその気持ちはわかるんです。

乗務員の英文を聞き取って、

内容を理解して、

あ、選択肢に答えなくちゃ答えなくちゃ、で

力を振り絞るように「フィッシュ」と回答、

その瞬間にそりゃこっちは脱力しますよ。

でも!でもね!

そこで「プリーズ」を言い忘れちゃうと、

たとえ発言者がどんなに笑顔でも、

どんなに頭を下げて感謝の意をあらわしても

「『プリーズ』なしかよ、失礼な奴だな」

というふうにネイティブ・

イングリッシュ・スピーカーには

受け取られてしまうんですって!


もうひとつ具体例。飲食店で

「飲み物に氷を入れます?」

と聞かれるとしますよね。

「オーイエス、サンキュー」

と答えて

「ありがとう、お願いします」

で通じていると

こっちは思うじゃないですか。


駄目なんですって!

失礼なんですって!

たぶん日本語に訳すと

「おい氷!・・・ご苦労」くらいの

「お前何様」口調になっちゃうんですって!

正解は

「オーイエスプリーズ、サンキュー」

なんですって!


これね・・・変な話、気をつけてみますとね・・・

われわれ日本人、

本当に知らず知らずのうちにやってますよ・・・

今度皆様もぜひ注意してみてください。


で、冒頭の話に戻りますが、

中国の青服聖火防衛団も、

実は当人達は

そこまで失礼なことをしているという

自覚がなかったのでは、

と私は思ったわけです。

彼らがどんなに大声を張り上げようとですね、

とにかくとりあえず文頭に

「プリーズ」をつけておけば

コニー・ハク氏だって

ここまで怒らなかったと思うんですよ。


「ストップ!」だけだと

「『停まれ』と命令された、怒鳴られた」

になってしまいますが

「プリーズストップ!」だと

「『停まってください』とお願いされた、大声で

ということになり

話はかなり変わってくるはずなのです。


いやープリーズって本当に大事ですね!

人の振り見てわが振りなおせ!

それではまた明日、

シーユーアゲイン、プリーズ。