世界各国で熱狂を巻き起こしている
オリンピック聖火リレー消火競争。
ロンドンでランナー役を務めた
2012年ロンドン五輪組織委員会
セバスチャン・コー会長が
例の青服の中国聖火防衛団のことを
「あのチンピラども(thugs)」
と罵倒したり(詳細 )、
やはり聖火を運んだ元テレビ・プレゼンター
(つまりは芸能人)のコニー・ハク氏が
「彼らは『走れ』とか『停まれ』とか
怒鳴って命令してきて、私としては
『こいつら何者よ?』って気持ちだったわ」
とコメントしてしまったり(詳細 )。
なんというか・・・
中国側としては聖火リレーを強行して
「世界各国において北京五輪は熱烈歓迎!」
のイメージを築きたかったのでしょうが
どう考えてもこれは戦略が裏目に出ているのでは・・・
中国国内では報道が規制され
これらの抗議活動は完全に
「なかったこと」にされているとの説もありますが、
海外にいる留学生やビジネスマンは
今回の事態をどう受け止めているんでしょう。
純粋に疑問です。
さて各地で
反聖火リレー運動が勃発している背景には
チベット独立問題があるわけですが
チベット仏教の最高指導者であるダライ・ラマ氏は
北京五輪の開催を支持しているんですよね。
私は勝手にダライ・ラマ氏は
西南戦争勃発前の西郷隆盛のような
心境にあるのでは、と想像しています。
「各国(他藩)が
チベット(薩摩)によかれと思って
抗議運動(士族反乱)を
起こしてくれている気持ちはわかるが
軽挙は慎んでもらえないか」的な。
長いスパンで見ると
こういう暴力的な形の抗議活動は
最終的には世論の反発を
招く気がするんですよね・・・
しかし、じゃあチベットのことなんか
完全に頭から消去して
素直に聖火に拍手をおくれば
それがチベットのためになるのか?
といえば絶対にそんなことはないと思うし。
日本での聖火リレーは
これからだそうですが、
いったいどんな状況になるのでしょうか。
完全非暴力傾向で、
リレー見物をする沿道の人たち全員が
笑顔満開でありながらなおかつ
チベットカラーのシャツを着て
ランナーに拍手を送り、同時に
「フリー・チベット!」と朗らかに叫ぶ、
とかそういうんじゃ駄目ですかね。