★奈良の二月堂へのお水送りのお寺で湧水がある★
場所・ 福井県小浜市神宮寺30−4
電話・ 0770−56−1911
創建・ 714年
竣工・ 室町時代 (1553)
構造・ 木造平屋建て
ご本尊・ 薬師如来 日光・月光・不動多聞 千手観音
公開・ 9〜16時 500円 *当時の御値段
最終訪問・ 2025.03
*国・重要文化財 仁王門・本堂
*日本遺産 「御食国若狭と鯖街道」
福井県西部の若狭地方の中心都市、小浜市にあるお水送りで有名なお寺です![]()
若狭は朝鮮語の「わかそ」(往き来)がなまって当て字をした地名で、奈良も朝鮮語「なら」(都)がなまって当て字されています![]()

この地方は若狭の中心で白鳳以前からひらけ、この谷は上陸した半島大陸の文化が大和(朝鮮語でならともいう)へ運ばれた最も近い道でした![]()
それは対馬海流に乗ってきて着眼した若狭浦の古津から国府のある遠敷(おにふ=朝鮮語ウォンフー「遠くにやる」がなまった)や根来(ねごり=朝鮮語「ネ、コーリ・汝のふるさと」がなまった)と京都や奈良が100キロほどの直線上にあることです![]()
神社のようなしめ縄のある門

この地方を拓き国造りをした祖先が、遠敷明神(若狭彦命)で、その発祥地が根来の白石で、都へ近道の起点に良地を選び、遠敷明神の直孫・和朝臣赤麿公が8世紀はじめ山岳信仰で、
紀元前前銅鐸をもった先住のナガ族の王を金鈴に表し地主の長尾明神として山上に祭り、その下に神願寺を創建され、翌年勅願寺になったその秋には、起源1世紀頃、唐服を着て白馬に乗り影向し、すでに根来白石に祀られていた遠敷明神を神願寺に迎え神仏両道の道場にされました![]()
本堂 やはり神社のようなしめ縄あり

これが若狭神宮寺の起源で、鎌倉時代はじめ若狭彦神社の別当寺となって神宮寺と改称しました![]()
また、神願寺の開山赤麿(和氏)公は白石の長者の神童(幼児)を大和に誘い当寺の名僧、義淵僧正(大樹)に托され、後に東大寺開山・良弁僧正となられ、神願寺へ渡来したインド僧・実忠和尚が良弁僧正を助けて東大寺を完成し、さらに二月堂を建てて、お水取行法を始められました![]()

その若狭井の水源が白石の鵜之瀬であることから、白石神社で行ったのを伝え根来八幡宮では毎年3月2日、山八神事を行い、同日夜、神宮寺から神人と寺僧で鵜之瀬へお水送り神事があります![]()
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ここを参拝しようと思ったのは、地図にも名前が出ており、重文のある寺だということと、「神宮寺」という名前なので、一之宮の「若狭彦神社」などとのつながりがあるだろうと思い、行ってみました![]()
小浜市には8か寺の観光のできるお寺がありますが、国宝のある「明通寺」以外は土曜でも貸切状態で、あまり巡る方はいなそう![]()
本堂

ここは1300年の歴史あるお寺で、若狭は古来から大陸や半島とのつながりが深く、京都・奈良との中間地点というか、取次の港があるので、そういう意味でも重要な場所だから国府が置かれたというのもあるのでしょうね![]()
「わかさ」「なら」の地名も朝鮮語が元になっていたとは知りませんでした![]()
やはり調べてみると、若狭彦神社の元になった白石神社とも深いつながりや、彦火火出見尊と妃の若狭姫命が降臨した鵜之瀬ともつながりがあるお寺でしたね![]()
本堂
そして若狭姫神社のある遠敷の地から頭のいい方が出て、奈良の都で有名なお寺を創建し、地元の神宮寺からお水を取る、という![]()
実際に、お寺の庭の片隅にある湧水を見せて頂きましたが、それがお水取の湧水だそうです![]()
静かにあふれ出る湧水は、とてもきれいなお水で、まるで源泉かけ流しの温泉![]()
港はきれいなお水が必要な施設ですから、やはり湧水があることは聖地になりますし、良港の条件ですよね![]()
境内 お水はこの左手に湧く

本堂の建物は室町時代のものが残っており、500年くらいの歴史があります![]()
実際に中に入って参拝もできますので、ぜひ内部も見るといいと思います![]()
もうここまで来ると京都や奈良との直接のつながりがある地域になるのですね![]()
境内の苔むした大木

今回は、天気の良い気持ちの良い日で温かく、貸し切りの境内で自然も多くて、とても癒されました![]()
小浜市のお寺巡りの1つとして神社好きの方は興味深い寺かと思います![]()
神宮寺・神社・建築好きの方にもおススメです♪
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★小浜市の寺院





