朝のニュースで「古着のリサイクル」が話題に取り上げられていました.
外資が仕掛ける新たな古着ビジネス
外資系ファッションブランドのH&Mが,店頭で,ブランドを問わず着なくなった服を回収.服の提供者には500円の自社クーポンをプレゼント.というサービスを始めるんだそうです.
統計によると,古着は年々増えて行っているものの,実際リサイクルされているのはその19%程度.
オーソドックスにやると,すごく手間とコストがかかるのだそうです.
実際のある自治体の例が紹介されていましたが,コストは収益の10倍以上かかっているようでした.そのため,自治体では取組にかなりの温度差があるのだとか.
H&Mは,では何故そんな大規模に古着できるのかというと,その古着を回収しているのは,古着専門の外資系業者だとのこと(今回取り上げられていた業者はドイツでした).古着を世界中から集め,人件費の安いところに直接送り,そこで改めて仕分けするのだそうです.
そうして仕分けされて十分着られる服は,東欧やアフリカへ.日本の質の高い衣類は人気らしいというコメントもありました.
ニュースでそのあたりまで見て,思ったのは,
「それは"リサイクル"なのか?」
ということでした.単に古着が世界に回るだけでは,「リユース」じゃないのかなと.東欧やアフリカに流れて行った古着は最終的にはどこにいくのか,ということがもやもや.
私の中で「リサイクル」のイメージは,完全に新しい製品等に生まれ変わって商品のサイクルに乗る,という感じです.
たとえばこんなかんじ.
アップサイクルの挑戦~動きだした循環型環境ビジネス~
うーんとうなりつつ,まあ,H&Mのサイトを見てみよう,と,参照したら
H&M LONG LIVE FASHION!
の中に,「回収された服はどうなる?
」という項目がちゃんとあって,
それによると,古着に回されるだけではなくて,エネルギーやら繊維,他の製品への加工を含めて「リサイクル」されるもよう.
ニュースでテーマとして取り上げられた,「外資による古着ビジネス」の会社が,このリサイクルのどこまでをするのかはわかりませんが,全体としては大きなサイクルで回す予定だということですね.
なんかちょっと安心?したりしました.
しかし,「服」も改めてproductなんだと思い知らされたことでした.まだ着られるものも含めて,消費者が「不要」と思ったものをグローバル規模での回収,人件費の安い地域で選別….
そして消費の期限がだんだん短くなっているような気もする.
大丈夫か,服.