Nautiljonより 翻訳記事です。
http://www.nautiljon.com/people/hanyu+yuzuru.html#comments
私はこのスケーターが本当に好きだ。彼のどの演技にも私は魅了されている。
初めて彼を見たのはソチ・オリンピックだった。私は瞬く間に彼のスケート、スケーティング、衣装、ジャンプ、スピン、すべてが大好きになった!!
ソチ・オリンピックの間、私は再びスケートをすることができるのではないかと思った。ジャンプはせずに・・・少なくとも怪我で手術をする以前のようなジャンプはできなくても。
私は彼が滑るのを見て、昔のようにスケートをしたいと心から思うようになった。彼を個人的に知っている訳ではないけれど、彼は私をとても前向きな気持ちにさせてくれた。
私は未だにジャンプには苦労しているけれど、でも、少なくとも、たとえシングル・ジャンプだけであっても、跳ぶことができるようになってきている。
もし、彼に出会わなかったら、再びスケート靴を履こうなんて思わなかっただろう。
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このNautiljonというサイトは、日本の文化や漫画などに興味のあるフランス語を話す方々の交流の場になっているようです。
かなり昔にご紹介したことがありましたが、2012年のニースの世界選手権の後に「Hanyu Yuzuru」というページが創設されていて、時々ですがコメントが寄せられています。
今日は久々に新しいコメントを見つけました。この方は・・・一度はスケートを志した方なのかもしれません。
結弦くんの「どの演技にも魅了されている」と書かれているので、いろいろな動画を見て励まされて、今も氷の上で昔のようにとはいかなくても、少しずつスケートを楽しんでいらっしゃるのかな・・・。
それぞれが、それぞれの人生のいろいろな思いを重ね合わせて、結弦くんの演技を見つめているのかなと思いました。
結弦くんのスケートは観る人の胸に小さな灯を燈しているのかもしれません。昔、あきらめたことだったり・・・、あるいはやったこともないことへの挑戦だったり・・・。
私の場合は、文章かもしれません。誰もが寝静まった夜、ひとりで彼の演技の動画を静かに見つめている時、いろいろな言葉が溢れてくるように感じることがあります。
ちょっとアニマル・セラピーに似た感覚です。(結弦くんを決してアニマルだなんて言っている訳ではないのですが・・・でも、ちょっとキュートなアニマルみたいなところ、ありますよね。)
https://instagram.com/won0066/
(Thanks to Sportymags !)
心身に障害を持つ子供たちや患者さんが、イルカや犬、猫といった動物たちと一緒に遊んだり、触れ合ったりしているうちに、動かなかった手や足を動かせるようになったりするような・・・。
私たちだって、かわいらしい動物たちを見たり、接したりしていると、心が落ち着いたり、ストレスが軽減されていくのを感じます。
結弦くんの持つ深い共感能力が、その演技を観る人の心の中の何かを揺り動かしている。
彼の天使のような笑顔や、勝負に挑む真剣な顔、クールに決めて見せたかと思うと、悔し涙を流してみたり、そのすべてが観る者の心の垣根を取り払ってしまう。
生きることが素晴らしいことだと、自分も何かできることがあるのではないかと、そんな気持ちにさせられてしまう。
彼は不思議な・・・セラピストです。
photo : zimbio