NHKのあさイチに結弦くんが出演した際、歌手のサラ・オレインさんが、あの映画「男はつらいよ」シリーズの「寅さんが好きです」と言っていたのを思い出した。
サラさんと寅さんはなかなか結びつかない組み合わせだが、「日本の情緒が好き」という彼女の言葉に納得する。
「日本の情緒」とは何だろう・・・。言葉で表現するならそれは、微笑みの裏側にそこはかとなく流れる透明な悲しみのようなものかもしれない。
それはちょっとした言葉や仕草の後ろに隠れたものを感じる繊細さ。行間を汲み取る優しさでもある。
ショパンがなぜ、日本でこれほどまでに愛されているのか。それはこうした日本人の情感と相通じるものがあるからだと思う。
明るく弾むような旋律であってさえ、その後ろに流れる悲しみが、そこはかとなく漂う透明感・・・。結弦くんの笑顔と似ているのだ。
サラさんも寅さんも結弦くんも・・・微笑みの裏側がとてもよく似ている。
さて、あまり知られていないかもしれない作曲家がいる。「メキシコのショパン」と呼ばれたマヌエル・ポンセ。
この曲も私のお気に入りの1曲である。メキシコにショパン?少し、意外ですが素敵な曲です・・・。
マヌエル・ポンセ
~インテルメッツォ(間奏曲)~
