前回は職員研修「みんな違ってみんないい!自分のタイプを知ろう」
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つづきです
職員研修の後半は「気になる子どもの感覚について」
固有感覚、前庭感覚
感覚には視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚の他に、子どもの発達の理解に欠かせない二つの感覚「固有感覚」と「前庭感覚」があります。
どんな感覚にも「敏感」と「鈍感」があるのですが、「敏感すぎる」「鈍感すぎる」ことによって、他の子どもたちと同じように行動できなくなってしまいます。
「固有感覚」と「前庭感覚」は自覚できない感覚なので、自分でもどうしてみんなと同じようにできないのか、わからないし、理解もされにくい。
「問題行動ばかり!」とか「困った子」など思われて、頻繁に怒られることも。
どうしてそういう行動なのかな?
もしかして、こういう感覚だから、こうしたいのかも・・・
保育者が感覚の視点を持てると、手助け方法を思いつきやすくなります。
※感覚の凸凹以外の要因もありますので、普段からの関わりの中で問題となる行動の背景を見立てていく必要はあります。
不器用体験と言葉がけ
固有感覚、前庭感覚の解説とワークをしたあとは、触覚や固有感覚が使いにくい状態を2枚重ねの軍手を使って折り紙をする「不器用体験」もしました。
不器用の感覚を体験するというテーマの他に、保育者側に「心理的安全性」がある状態とそうでない時を体験してもらう、という狙いもあり、子ども役を見守る先生役には2通りの指示をしました。
1回目は
「先生はしっかり子どもに、正確に丁寧に、しかもはやく確実に!褒めてはいけません。厳しくやらせてください。制限時間は1分です」
2回目は
「制限時間は1分なんですけど、時間内にできたもので大丈夫!いつもの先生の声かけで、楽しく折り紙させてください」
・プレッシャーをかけられた厳しい言葉がけ
・楽しい体験をさせようと励ましの言葉がけ
前者と後者では子ども役の先生の表情がまったく違っていました。
気になる子どもの発達支援
集団から逸脱してしまう子は、感覚が極端に過敏(鈍麻)すぎることが原因で起こることがよくあります。
先生方の経験からどういう見立てで、どういうサポートをしたか、または、こういうケースを知っているなど、グループで共有しました。
支援の正解は一人一人ちがうし、その時々でも変わります。
その時々の目の前の子どもの姿をよくみて、背景を考えながら、思考錯誤を繰り返して、螺旋の成長に伴走していくことをしているのが、先生方なのだな、ということを私自身も改めて感じました。
大事なのは・・・
味方がいる、受け入れてもらえる経験を積むこと!
自己肯定感を下げない支援!ということがポイントかな、と思います。
そのためには、保育者側の自己肯定感もとーーっても大事。
苦手も不得意もネガティブもある自分を一緒に働く仲間が認めて支えてくれていると、自分の強みも発揮できるし、ステキな保育ができると思います。
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