今回紹介するのは、
もんでんあきこ先生の作品、エロスの種子10巻。
実は私、1~8巻は買っていたものの、
9巻は発売してずっとそのままだったので、
まだ買っていないんです💦
ただ、これはほぼ読み切りだから、
(中には繋がっているストーリーもありますが、
基本的に読み切りタイプ)クーポンなどをもらった時に
ゆっくり集めたいと思ってます。
このお話は、ブログの読者様世代が好きそうだな~って思ったのが、
この記事を書こうと思ったきっかけです。
人間の身体には、種が仕込まれている。
それはわずかな刺激で発芽し、
成長とともに神経を伝い、
時として脳細胞をも支配する。
【エロス】という人間だけにその種を植えたのは、
神か 悪魔か
1巻第一話 ~因果 より
話は、戦争時代や戦後、現代まで幅広く設定されていて、
どれも女性が主人公。
男性目線で描かれている話もあるけれど、
基本的には女性がキーポイントになっています。
1巻は1話は、書生と居候先の夫婦の話。
年が離れている夫婦の閨を覗き見てから、
若い妻の珠子の事が頭から離れない蒼井。
閨の二人の様子を見てしまい、相手もそれに気づいていたのに、
翌日は何もなかったように対応されて混乱する…1話。
食べ物も、飲み物も、住むところも着るものもない戦中。
左腕を失った男性に、車に乗るように言われて連れられたのは、
農村にある立派な家。
お肉も卵も野菜も、白いご飯まであるこの家に、
とある役割を与えられて住む事になった鞠子の話。
留置場で目覚めた六郎が思い出していたのは、
自分がなぜ強盗致傷の容疑で逮捕されたのか。
過去に関係のあった女性と、
その娘である凛との出会い。
六郎の記憶をたどる中で、
事件の裏にある人の思惑や、男女の関係性が見えてくる話。
そして、最後は1人の踊り子の話。
そしてその踊り子達を大切にしていた、
ショーを取り仕切る支配人の話。
どの話にもエロスがあるけど、
一言では語れないほど話がすごく深いです…
最新10巻も、重い話がいくつかあります。
マンガって、読んでいてパラレルワールドに巻き込まれて、
その世界観を楽しめる話もあれば、
現実世界を思い出す話もあると思いませんか?
10巻に収録されている話も、
夫婦の関係性や、親子の歪み、
女性が働く難しさや、社会との関わりなど、
どれも「こういう事、現実にもあるのかもしれない」と
感じるものばかりでした。
特に晶の話は、
現実にあった出来事や社会問題を思い出すような内容で、
読んでいて考えさせられました。
最初の夏子の話も、
親の病気をきっかけに夫婦の関係が少しずつ変わっていく様子が描かれていて、
こういう夫婦の形もあるのだろうなと感じました。
人の欲望や弱さ、愛情、後悔。
きれいなだけではない感情が描かれているからこそ、
読み終えた後に、しばらく心に残る作品なのだと思います。
どの巻からでも読み進めやすいので、
重さのある人間ドラマが好きな方にはおすすめです。
私は次に、まだ読めていない9巻を買うのが楽しみです😊
参考記事👇🏻
・戻れないのなら、今の状況を楽しむ!穏やか貴族の休暇のすすめ。10巻までの感想
・いよいよパンテラデビュー!むせるくらいの愛をあげる、7巻感想
・どんでん返しの結末が始まり…死に戻りの魔法学校生活を、元恋人とプロローグから 7巻までの感想
・平穏に過ごしたくてもできそうにない…聖女の魔力は万能です、10巻までの感想
・結末へ向けて関係が大きく変わる!うるわしの宵の月10巻感想
・読んだら作ってみたくもなる!?異世界でカフェを開店しました、16巻感想
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